アプリケーションスペシャリストの転職市場の状況

2025年6月16日更新

まずアプリケーションスペシャリストの仕事内容の詳細については、下記をご参照ください。

アプリケーションスペシャリストの仕事内容

アプリケーションスペシャリストは、 顧客となる医療機関において、 自社製品の説明やデモンストレーションを行います。臨床現場で臨床検査技師として働いている方は、業務でアプリケーションスペシャリストと接したことのある方も多いのではないでしょうか。

当初はアプリケーションスペシャリストは医療機器メーカーの営業職が兼任していましたがより専門的に、丁寧なサービスをということで、アプリケーションスペシャリストというポジションが生まれました。

実際に、超音波検査装置などの検査装置は、知識と使用経験のある臨床検査技師が説明したほうが顧客満足度が上がり、売上につながったそうです。

しかし人件費の削減など様々な理由から、再度アプリケーションスペシャリストの業務を営業に戻す動きも出てきています。

元々新卒採用が多く、あまり中途で未経験採用を行わない傾向にあるアプリケーションスペシャリストですので、求人数は今後も増えない可能性が高いかと思います。

また車の運転がつきものであるアプリケーションスペシャリストは、車離れが加速する若年層とあまり相性が良くないようです。

転職を考える際のポイント

臨床検査技師の資格と経験を活かして企業に転職を考えた際、まず候補に上がるアプリケーションスペシャリストではありますがアプリケーションスペシャリスト一本に絞ってしまうとかなりお時間がかかってしまうと思いますので、CRCや営業など、他の企業職種も視野に入れて転職活動をされると良いでしょう。