年齢に対する年収の変化について

2025年5月26日更新

本日は、年齢に対する年収の変化についてです。

年収は年齢より経験で決まることが多い

結論から申し上げますと、一般的に臨床検査技師の年収は年齢よりも経験で決まります。

そのため、

• 50代　検体検査のみ（うちブランク5年あり）、勤続30年、日勤のみ　年収400万円
• 30代　エコー複数領域の経験あり、勤続10年、日勤のみ　年収500万円

という事例も多くございます。

医療機関における年齢給と年収の関係

給与算定に年齢給を設けている大規模な医療機関や公立の医療機関であれば、エコー経験が無くても夜勤をやっていれば、勤続10年以上で年収500万円を超えることもありますが、このようなケースは大変稀です。

またこのケースは中途採用に大きく影響し、経験に関係なく、年齢給を考慮しないといけなくなると、想定年収が高くなります。

そのため、「想定年収が高くなる分、中身が伴う経験があってほしい」と選考がシビアになります。

医療機関も人件費の削減には力を入れているため、同じような経験を持つ方が2名いた場合、比較的年収を抑えられる若手に内定を出すこともあります。

医療機関では勤続年数が増えることで年収UPに繋がりますが、経験も大切で年齢が上がれば年収がUPするわけではない、ということは知っておくと良いでしょう。