求人応募のタイミングについて【臨床検査技師の転職ノウハウ】

2025年5月14日更新

本日は、求人応募のタイミングについてです。

スケジュールの立て方

一般的に中途採用の求人は「急募」であることが多く、内定後3か月以内に入職できる方が応募対象となります（オープニングスタッフの募集などは除きます）。

たとえば、最短で入職できる時期が10月であれば、逆算して6月以降に内定をもらう必要があります。働きながら転職活動をしていて面接日程の調整に時間がかかる方や、経験が浅い、希望条件が多いといった理由でマッチする求人が少ない場合、応募から内定までに1～2か月かかることもあるため、4月～5月頃に応募を始めるのが適しています。

一方、離職中であったり、面接日程の調整がしやすい方は、選考が1か月程度で完了することも多いため、5月頃からの応募でも十分間に合います。

また、特に入職希望時期が決まっておらず、内定後すぐに入職できる場合は、時期を問わず、すぐに求人に応募しても問題ありません。

転職活動開始のタイミングと退職の考え方

「転職活動を有利にするためにも現職を退職してから活動したほうがよいか」と聞かれることもありますが、これはその方の状況、これまでの経験やスキルによります。

現職が忙しく、転職したくても転職活動ができない場合は、先に退職するのも1つの手でしょう。

現職の就業規則で退職の申し出期間が定められている場合、その規則に従うことが望ましいです。ただし、労働基準法上は、退職の申し出から原則として2週間で退職可能とされています。とはいえ、就業規則や契約内容により異なるため、状況に応じてご確認ください。

先に退職を決めてしまうと、収入が途切れるリスクがあり、精神的な負担が増えることがあります。また、面接時に「なぜ次が決まる前に退職したのか」と問われることもあるため、特別な事情がない限りは、現職に在籍しながら転職活動を進めることをおすすめします。

転職活動の進め方や応募のタイミングは人それぞれ異なります。ご不明点やお悩みがあれば、弊社コンサルタントまでお気軽にご相談ください。