転職回数が増えると転職で不利になる理由

2025年4月14日更新

転職回数が増えるとなぜ転職に不利となるのかについてお話していきます。

転職回数が多いことによる応募先の見方

まず応募先は、転職回数が多い人＝すぐに辞めてしまう人、という見方をしています。

もちろん退職理由によってはその見方を変えることはできるので、退職理由をしっかりとお伝えして、誤解がないようにしましょう。

退職理由が倒産や事業閉鎖など、会社都合でやむを得ない理由であれば、理解を示してくれる応募先は多いです。

人間関係が理由だとあまり好まれはしませんが、5回の転職のうち、1回だけ人間関係が理由であれば、そこまで悪目立ちすることはありません。

なお退職理由が人間関係によるものとは、極力伝えないほうが良いです。それ以外にどうしても理由がなかったという場合のみ伝えましょう。（嘘をつくくらいなら正直にお話したほうが良いです）

担当コンサルタントにご相談いただければ、応募先にどうお伝えするか、一緒に考えますので、ぜひご相談ください。

技術面での懸念

転職回数が多いことで懸念されるのは性格面だけではありません。技術面も懸念されます。

転職回数を重ね、1つの職場で長く勤務できていない場合、技術を十分に習得できていないのではないかと応募先には思われます。

超音波検査を具体例に上げますと、1人前になるのに3年かかると認識している応募先もあるため、転職回数が多く、1つの職場で3年も働いていないとなるときちんとした指導・教育を受けていないだろうと判断されます。

また、職場ごとに異なる業務を経験しており、一見すると幅広い経験を持っているように見えても、1つの職場に1年しか在籍していないとなると、どれも中途半端な習熟度で、最悪の場合、経験とみなされない可能性もあります。

転職のリスクも知った上で検討を

「転職回数が増えてしまうから…」と酷い環境で無理をして身体を壊してしまうのは絶対に避けてほしいですが、安易な転職で転職回数を増やしてしまうと、将来の自分の首を絞めてしまう可能性があることだけは知っておくと良いですね。