臨床検査技師の大学院
大学院
大学院は研究する環境が整えられていて、より深い研究が行える場所です。
最近では、臨床検査技師の資格を持ちながら、さらに大学院へ進学するケースが増えています。
では、大学院へ進学することでどのようなメリットやデメリットがあるのか、就職先はどうなるのかなどについて詳しく紹介していきます。
目次
大学院へ行くメリット・デメリット
メリット
大学院では、自分が興味を持った分野に対して自分の判断で研究ができ、学部での研究と比較してより深い研究ができるようになります。
そして、修士や博士の称号を取得しさらなるステップに進めるというのが1番のメリットです。
また、様々な分野の最先端で活躍している人とも出会うことができ、人脈を広げる良い機会にもなります。
デメリット
大学院に進んだことで、キャリア形成が遅れるというデメリットがあります。
例えば病院に就職した場合、業務内容は経験を積みながら覚えることが多いです。
つまり、同じ年齢でも大学や専門学校を卒業した人に比べて、実務経験に差が出てしまうことになります。
また、院卒は大卒に比べ給与が高いにも関わらず、大学院で学んだ高度な知識が実務に直結しないこともあり、病院側は院卒を敬遠する場合もあるようです。
大学院へ行った場合の就職先
大学院で様々な研究を行うことにより、就職先は医療機関だけではなく企業の研究開発などの技術者や、教育者としての道を進むことが可能です。
大企業では学歴を重視している場合が多いため、修士や博士の称号があることや、大学院で研究をしてきた成果などが面接では有利になります。
また、大学院では海外の論文を読む機会が多いため、英語力を身につけることもできます。
そうすることで、働く場所は国内に限られることなく、海外に進出している臨床検査技師もいます。
初任給や基本給ですが、一般的には大卒よりも院卒の方が高い傾向です。
働きながら大学院へ行けるの?
社会人でも大学院へ通えるように、様々な制度を取り入れている大学があります。
例えば標準就業年限が延長できる制度です。通常、大学院の修士課程は2年で履修することになっています。
しかしこの制度を導入している大学院に社会人が通う場合、3~4年での履修が認められているのです。
また、日中働いている社会人の為に夜間開講制を導入している大学もあります。
さらに、通常の夜間開講講義に参加できない学生は、土曜日や夏季休暇を利用し集中して講義を受けることができる制度もあります。
このように、社会人でも学べる環境に配慮した大学を選択することで、働きながら大学院へ通うことが可能です。
まとめ
- 大学院に進むメリットは、興味のある分野をより深く研究できること
- 大学院に行くことで、研究者や教育者としての道も開かれる
- 社会人になっても大学院に通うことは可能
大学院は、大学で学んだことをより深く追究し、自分の力で研究していく能力を養う場所です。
大学院に進むことで、企業の研究開発や教育者なども目指せるようになります。
一方で、病院など研究以外の仕事に就きたいと思った時に、就職活動や経験年数では不利になることも考えられます。
自分が将来どのような道に進みたいのか、まずはしっかりと考えることが必要です。
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