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臨床検査技師と薬剤師の違い

どっちが良い?徹底比較!
臨床検査技師と
薬剤師の違い

目次

仕事内容の違いについて

臨床検査技師は、病気の診断や治療方針を決める際に必要な臨床検査を行う職業です。

臨床検査には2種類あり、患者から採取した血液や尿などの検体を調べる検体検査と、直接患者に接して心電図や脳波などを調べる生体検査に分かれています。

医学の進歩により新しい機器や検査方法が続々と生まれているため、臨床検査技師に求められる専門性はさらに高まってきています。


薬剤師は、患者の病気や怪我を治療するために必要な薬を調合したり、服薬指導や薬歴管理を行う職業です。

医療機関や調剤薬局では、医師が出した処方箋をもとに正しい分量で薬を調合し、用法や容量を患者に説明します。

製薬会社や化粧品メーカーでは医薬品や製品の臨床開発に携わるなど、働く場所により仕事内容は大きく異なります。

大学入学の難易度の違いは?

臨床検査技師を目指す学部と薬学部を比較した場合、薬学部の偏差値の方が10前後高い傾向にあります。

そのため、薬学部に入学する方がより難しいと言えるでしょう。臨床検査技師を目指す学部の偏差値は、50~60台が多いです。

短大入学の難易度の違いは?

薬剤師を目指す為の短大はありません。

薬剤師国家試験の受験資格を得るためには、6年制の大学へ進学する以外に方法はないため、難易度の比較はできません。

臨床検査技師を目指す短大の偏差値は、40台後半~50台が多いです。

専門学校入学の難易度の違いは?

薬剤師を目指す為の専門学校はありません。

薬剤師国家試験の受験資格を得るためには、6年制の大学へ進学する以外に方法はないため、難易度の比較はできません。

臨床検査技師を目指す専門学校の偏差値は、40台後半~50台が多いです。

学費の違いについて

大学の学費の違いは?

臨床検査技師を目指す大学の場合、国公立なら250~300万円程度、私立では500~600万円程度必要です。

薬学部の場合、国公立なら350~400万円程度、私立では1200万円程度必要になる大学もあります。

臨床検査技師を目指す学部は4年制なのに対し、薬学部の場合は6年制になるため、その分学費が高額になります。

短大の学費の違いは?

薬剤師を目指す為の短大はありません。

薬剤師国家試験の受験資格を得るためには、6年制の大学へ進学する以外に方法はないため、比較はできません。

臨床検査技師を目指す短大は3年制で、学費は300万円程度になります。

専門学校の学費の違いは?

薬剤師を目指す為の専門学校はありません。

薬剤師国家試験の受験資格を得るためには、6年制の大学へ進学する以外に方法はないため、比較はできません。

臨床検査技師を目指す専門学校は3年制で、学費は250~350万円程度になります。

国家資格の難易度の違いは?

どちらの資格も、年に1回の国家試験に合格することで取得をすることができます。

臨床検査技師の国家試験合格率は、70~80%前後です。

一方で薬剤師の国家試験合格率は、60~80%と受験する年によって多少のばらつきがあります。

薬剤師は6年制大学でのみ受験資格が得られることから、臨床検査技師よりも勉強時間が多いです。

また、合格率が60%と落ち込む年もあることから、臨床検査技師よりも薬剤師の方が難易度は高めであると言えます。

就職の難易度の違いは?

臨床検査技師の主な就職先は病院や検査センターになります。

病気の診断や治療をするためには検査が必要不可欠です。

しかし医学の進歩により医療機器が急速に発達し、今まで手動で行っていた作業を機器が自動で行うという事も少なくありません。

そういった事から、臨床検査技師の需要は今後少なくなることも予想されます。


薬剤師の就職先は医療機関や薬局、製薬会社などです。

医療現場ではカルテや処方箋が電子化され、人手が少なくても作業できるようになりました。

一方で薬剤師を目指す人の数というのは増加傾向にある為、今後就職の難易度が上がることも予想されます。

これらの事からどちらの資格も、取得したから一生安泰ではないことが分かります。

お給料の違いは?

臨床検査技師の新卒の初任給は、平均して20万円前後です。

さらに夜勤のある病院や検査センターに就職した場合は、夜勤手当がつきます。

新卒の臨床検査技師からベテラン臨床検査技師までの平均年収は470万円前後になっています。


薬剤師の新卒の初任給は、平均して25万円前後です。

就職した場所により収入に大きな差がありますが、新卒の薬剤師からベテラン薬剤師までの平均年収は530万円前後となっています。

このことから薬剤師の給与の方が高いことが分かります。

また、臨床検査技師と薬剤師に共通して言えるのは、大規模な病院や企業の方が給与が高い傾向にあるという事です。

どちらが残業がない?

病院勤務の場合、臨床検査技師も薬剤師も日中に働くことが多いです。

病院の規模によっては、いずれも当番制で夜間の当直や休日出勤があります。

時間外の仕事は当番者に引き継ぐことが多いため、病院勤務の場合の残業はどちらも少ないです。

臨床検査技師で24時間稼働の検査センターに勤めた場合は、夜勤を含むシフト制で勤務するため、生活が不規則になります。

また、検体量が多い日には残業することもあります。


調剤薬局に勤務する薬剤師の場合、最寄りの病院の状況に左右されることが多く、場合によっては残業が必要な日もあるようです。

結論

臨床検査技師と薬剤師の比較表
臨床検査技師
薬剤師
入学難易度
大学)偏差値50台~60台
短大)偏差値40後半~50台
専門学校)偏差値40台後半~50台
大学)偏差値60台~70台
短大)-
専門学校)-
学費
国公立大学)250~300万円程度
私立大学)500~600万円
短大)300万円程度
専門学校)250~350万円程度
国公立大学)350~400万円
私立大学)1200万円程度
短大) -
専門学校) -
国家試験難易度
合格率:70~80% 合格率:60~80%
※年によってばらつきあり
就職難易度
今後、臨床検査技師の需要が少なくなり、厳しくなる可能性あり 今後、薬剤師が多くなり、就職競争が激しくなる可能性あり
お給料
新卒の平均初任給)20万円前後
臨床検査技師全体の平均年収)470万円前後
新卒の平均初任給)25万円前後
薬剤師全体の平均年収)530万円前後
残業
残業:ある場合が多い
夜勤:勤務先によってはあり
残業:ある場合がある
夜勤:ほぼなし

臨床検査技師は検査のエキスパートです。

検査数値を瞬時に判断し、医師への迅速な報告により患者の命を救う事にもつながります。

入学の難易度や学費、国家試験の難易度は、薬剤師と比較した場合易しい傾向にあります。

もちろん医療職ですので相応の勉強は必要になりますが、資格の取りやすさという視点で見ると臨床検査技師の方が良いでしょう。


一方で、薬剤師は薬のエキスパートです。

自分が調合した薬で患者を救うことができ、何度も薬局に通う患者が元気になっていく様を見られるというのは感慨深いものがあります。

臨床検査技師と比較して資格を取得するまでは困難な道のりにはなりますが、安定した収入を得たいのであれば薬剤師を目指すと良いでしょう。

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