【UターンIターン】引越しを伴う転職活動を詳しく知る!

このページでは下記のような考えを持っている方向けに、UターンIターンなども含む「引越しを伴う転職」について詳しく解説していきます。
- 実家から離れて一人暮らしをしていたけど、事情があり親の近くに住むことになった。
- 恋人と同棲することになり引越しをすることになった。家の近くでお仕事を探したい。
- パートナーが転勤になり引っ越すことになった。転勤先でも働きたい!
引越しを伴う転職は、当然引越しを伴わない一般的な転職より大きな負担がかかります。
例えば新幹線を使わないと膨大な時間がかかってしまうような遠方に引っ越す前に転職先を決めたい場合、1度面接に行くだけでも往復でかなりのお金と時間がかかってしまいます。
「予め知っておけば体力負担が減らせる」はもちろん「引越しを伴う転職で実際にあった失敗」についても情報を記載していますので、引越しを伴う転職のご予定がある方はぜひ当ページをお役立てください。
もくじ
引越しを伴う転職活動をする上で知っておくと得すること
入職のタイミング

年度の切り替わりである4月の入職希望で転職をする方は多いです。
ですが引越しを伴う転職を4月入職希望で進めるのはおすすめしません。
おすすめは1月入職か2月入職です!
理由としては3つあります。
1月or2月入職だと賞与の評価対象期間が増える。また4月に昇給の可能性がある。
多くの施設が7月と12月に賞与の支給を行います。
6月の賞与の評価対象期間は1月から6月までの場合だと、1月に入職した場合は賞与が満額もらえる可能性が高くなります。(試用期間は評価対象外になる施設や、査定期間が9月〜3月の施設もあるのでご注意ください。)
また、1月・2月に入職した場合でも次の4月に昇給したケースはあります。
入職後の本人の努力や転職先の査定方針もありますが、1月・2月入職のほうが昇給のチャンスは広がります!
3月は引越しをする人が多く、引越しの予約が取りにくい
3月は新社会人や新入生が引っ越す時期で「この日に引越したい!」という希望通りにいかない可能性が高いです。
「と言ってもそんなにたいしたことないでしょ?」と思った方は甘く見てはいけません。
よほど前もってスケジュールを組まない限りは「希望通りいかなくても仕方がない」と考えたほうがよいでしょう。
その点1月・2月は繁忙期から外れるので、希望通りの日程で組める可能性が高くなります。
また、3月の繁忙期は引越し料金も高くなるので注意が必要です。
健診施設の場合1月から3月は閑散期
健診施設に転職する際の話となりますが、1月から3月は閑散期でお客さんが少ない状態です。
閑散期に転職すると他の職員が忙しくないので、新人教育に時間を使ってもらえ、短期間でのスキルアップが見込めます。
以上のことから4月入職ではなく、1月・2月入職を強くおすすめします!
面接に行くための交通費

遠方からの面接の場合どうしても面接に行くための交通費が高くなってしまいます。
「面接に行った際の交通費は出してもらえるのかな…」と気になる方は多いと考えられますが、残念ながら面接に行った際の交通費は出ない医療機関がほとんどです。
最終面接の場合ですと一部の企業であれば負担してくれるところもあります。
自家用車の有無(地方に引越す場合)

地方に限ったお話ですが、車で通勤することが前提の施設ですと「自分で自由に使える自家用車を持っている」という条件が応募する際に必要になります。
「パートナーと2人で1台の自家用車を使っている」といったような場合ですと、応募してもお見送りになってしまいます。
引越しのスケジュールの把握

引越しは、転居先を決める・現在住んでいる住居の管理会社に転居の届け出をする・現在住んでいる役所に転居の届け出をする・引越し業者を選定する・荷造りをする…などなどを普段の生活の中でやらなければなりません。
一見普段の生活の中で簡単に出来そうに見えますが、これらは結構時間がかかり精神的にも負担になります。
ご自身がどれくらい引越しに時間がかかるのか、どういったスケジュールであれば余裕をもって行動できるのかはしっかりと把握しておきましょう。
お給料の地域差を知っておく

都内と地方ですと、地方の方が額面で年収が100万円以上低いという場合もあります。
引越し先の地域の求人票をよくチェックして、その地域のお給料の相場をしっかりと把握しておきましょう。
また内定時にお給料が提示されたら、家賃・食費・通信費・月の貯蓄額などをどれくらいにするべきか、しっかりと計算して考えておきましょう。
転職先を先に決めるか、引越し先を先に決めるか

転職市場の観点からすると、ブランクはないほうが良いので転職先を先に決める方をおすすめします。
ブランクがあると転職できないかと言われればもちろん違いますが、ご事情が許すのであればブランクはつくらないほうが転職においては有利になります。
1日に2つ以上の施設で面接したい場合

2つ以上の施設に応募した場合、1日で応募した施設の面接を済ませたいという考えは交通費を安く済ませたいという視点から考えれば当然のことです。
ここで注意していただきたいのは面接日の相談を施設にする際に「○日は他の施設での面接が入って近くまで行くので、○日でお願いします。」というようなことは絶対に言わないでください。
他の施設に面接に行くから…という理由はとても印象が悪いです。
「○日は物件の内見で近くに行く予定があるので、○日にしていただけますと幸いです。」など当たり障りない言い方にしましょう。
2次面接まである施設が1日で2次面接までやってくれる場合

お人柄が良かったり、スキルが高かったりした場合、1次面接・2次面接を1日で行ってくれる施設も中にはあります。
ただこれは施設側が決めることであり、交通費を削減したいなどの理由で自分から、「1次面接・2次面接を1日でお願いします!」と伝えることはとても印象が悪いので絶対にやめましょう。
Uターン転職で実際あった失敗
引越しのスケジューリングに失敗して転職先に迷惑をかけてしまった

住みたい土地の施設に無事内定!内定先の施設もウェルカム状態で後は引越をするだけ!
しかし初出勤3週間前に悲劇が…
内定先の施設から本人に引越しの状況を確認したところ「まだ引越し先が決まっていません…」と。
「まだ引越し先も決まっていない状態で、本当にうちに来てくれるのだろうか…?」と内定先を不安にさせてしまい、入職前の印象がとても悪くなってしまいました。
この方は無事に初出勤までに引越しを終えて事なきを得たのですが、「引越しのスケジューリングが雑だったけど本当にちゃんと仕事をしてくれるのだろうか…?」という入職前の悪い印象は人事もなかなか消えなかったそうです。
引越しを伴う転職の場合、引越しのスケジューリングで内定先から信頼を得ることも、信頼を失うこともあります。
「たかが引越し」と甘く考えず、しっかりとスケジューリングしておきましょう。
朝の道路交通状況を知らず…

転職先も無事に決まり、転職先の近くにある物件も決まり「朝はゆっくりできる!」安堵していたら意外な落とし穴が…
初出勤日、初日から遅刻はできないと早めに家を出たつもりが、道路が渋滞…
無事に定時前に到着したのですが、ギリギリになってしまったそうです。
朝の道路の渋滞はどこでもよくあります。
事前にチェックをして、渋滞を加味した上でどれくらい職場まで時間がかかるのか知っておきましょう。
引越しを伴う転職活動の上手なやり方

転職と引越しを両立させるための上手なスケジューリング例を紹介します。
転職活動開始時期は、遠方へ面接に行かなければならないということを踏まえ、遅くとも3.5ヶ月前には始めると良いでしょう。
転職3.5〜4ヶ月前
レジュメ作成・求人リサーチ
転職3ヶ月前
求人応募
転職2.5〜3ヶ月前
面接
転職2〜2.5ヶ月前
内定/内定受諾、退職の申し出、現職の引き継ぎ
転職2ヶ月前
引越し先選定開始
転職1ヶ月前
引越し先決定/
転職1〜2週間前
引越し
最後に
いかがでしたでしょうか?
「引越しを伴う転職って大変そうだな…」と思う方や「そんなこと知っているよ!当たり前じゃない!」という方まで反応は様々でしょう。
少しでも「引越しを伴う転職って大変そうだな…」と感じた方は、よろしければ少し下にスクロールしたところにある「【無料】引越しを伴う転職の相談をする」というボタンから、臨床検査技師JOBの「完全無料の転職支援サービス」にお申し込みください。
臨床検査技師JOBの無料転職支援サービスは、引越しを伴う転職をする上での「転職活動」の部分を丁寧にサポートさせていただきます。
具体的には…
- 引越し先での求人を調査し、ご希望に近い求人をご紹介します。
- 履歴書・職務経歴書の添削、面接対策を徹底的に行い、内定の可能性を大きく高めます。
- 複数施設に応募した場合、1日で複数施設を面接できるようスケジューリングを代行します。
- 1つの施設で2次面接まである場合、1次面接をWeb面接で行えるよう調整したり、1日で1次・2次面接を行ってもらえるよう調整します。
転職・引越し・プライベート等いろいろなことが重なると、肉体的にも精神的にも負担が大きいです。

コンサル
当記事をさいごまでお読みいただき、ありがとうございます。
もし、そのほか転職に関するお悩みなどございましたら、お聞かせください。QAページ・twitter等で回答いたします!
「円満退職するにはどうしたら?」「今転職すべき?」そんな転職にまつわるお悩みを、お待ちしております。

コンサル
みなさんからは、このようなご質問をいただいております。匿名ですので、お気軽にご相談ください。
臨床検査技師JOBの
ご利用者さまからの声

Yさん
担当の方が非常に丁寧で相談しやすく、迅速に対応してくださり、安心して転職活動を行うことができ、大変良かったです。
今後、もしまた機会があった場合は同じ方に担当していただきたく思う程です。ありがとうございました!

Iさん
国家資格である「キャリアコンサルタント※1」さんが在籍していて、運営がしっかりしていそうだったので登録しました。
キャリアコンサルタント
について

コンサル
キャリアコンサルタントとは、国家資格を持つコンサルタントだけが名乗ることができる、キャリア構築の知識を持つ専門家のことです。
臨床検査技師JOBでは、全メンバーが保有・取得を目指しています。

Iさん
転職サポートのアドバイザーの中には、国家資格を持ってない人も多いですよね? どうして国家資格を取るんですか?

コンサル
転職は、人生における「重要な転機」ですよね。
みなさんに「転職して良かった」と思っていただくには、まず、私たち自身が正しい知識を身につけることが、転職のプロとして大前提だと考えたからです。
そのため、国家資格の他にも、転職に関わる最新の法律・保険関連の情報などの勉強会も定期的に開催しています。
転職活動は、不安なことも多いかと思います。一緒に相談しながら、より良い選択ができるよう考えてきましょう。
キャリアコンサルタント紹介
情報提供がきちんとしている。→新規求人の詳細を適宜メールで知らせてくれる。サイトやアプリでの掲載内容も比較的充実していてとても参考になります。
アドバイスが適切、的確。→いつもきちんとしていました。ヒアリングとマッチングの能力が高いと感じました。
面接の際に色々とアドバイスを頂けたこと。→面接会場に同伴というのを初めて経験しましたが、変な緊張をしなくて済み、心強かったです。
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コンサル
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