臨床検査技師の求人・転職支援サービスの臨床検査技師JOB

スキルアップ・認定資格

もくじ

普段の姿勢・心構え・行動

姿勢・心構え

臨床検査技師の仕事は、検査の内容によっては毎日同じ作業を繰り返すことでルーチン化してしまうことがあります。
ただ淡々と検査をこなすだけではなく、検査結果から読み取れることは何か、どうすれば効率よく検査を進めることができるのかを考えながら行うことが必要です。
常に探求心と向上心を持って検査に臨むことで様々な疑問が生まれ、それを追求していく姿勢こそが個人のスキルアップに繋がっていきます。
また、検査の裏には必ず患者がいること、チーム医療の一員として診療に参加していることを忘れずに業務を行う姿勢も重要です。

行動

スキルアップをするためには、積極的に学会へ参加することをおすすめします。
学会に参加することで最新の医学情報を得ることができ、同じ臨床検査技師の発表を聴講することでとてもいい刺激にもなります。
自分が研究を行っている場合は、モチベーションのアップにもつながる事となるでしょう。
学会は他の病院で働く臨床検査技師と知り合える機会でもあるため、どのような取り組みやシステムを導入しているのかなどの情報収集をすることも可能です。
臨床検査技師だけではなく医師や看護師など様々な職種の人とも知り合うことで、それぞれの立場からの意見を聞くこともできます。

また、スキルアップをしたいと思っていても何をしたらいいのか分からないという方は、1つの目標として認定資格に挑戦するのもいいでしょう。
目標があることで、自分は何を学ぶべきなのかを明確にすることができます。

スキルアップ認定資格について

医学の発展に伴い、臨床検査技師はより専門的で高度な知識を求められるようになりました。
そこで、知識や技術を確実に身につける為にも、認定資格の取得を目指すことをおすすめします。
認定資格を得るために学んだ知識は、日々の仕事で確実に活かすことが可能です。
さらに転職を考えた際、認定資格を持っていることは面接で有利になったり給与が上がったりすることにも繋がります。
臨床検査技師が目指す認定資格には様々な分野の資格があるため、その中から自分が興味のある分野や将来進みたい方向性に適した資格を見つけていきましょう。

超音波検査士

超音波検査士の資格は7領域に分かれていて、1回の試験で受験できるのは1領域のみです。
試験は筆記試験の他に症例レポートの提出が必要なため、ある程度の実務経験も求められます。
資格取得後も5年ごとに更新する必要があるため、日々の研鑽が必要な資格です。
臨床検査技師は超音波検査士の資格がなくても検査を行うことはできますが、最近では検査の重要性から、より高度なスキルを求められるようになりました。
実際に病院や健診センターの求人を見てみると、超音波検査士の資格が必要な場合が多く見られます。
超音波検査の腕を磨きたい方だけでなく、将来転職を考えている方にもおすすめの資格です。

認定資格が示す内容・証明

超音波検査は、臨床検査技師の技量により結果が大きく左右されやすい検査の1つです。
超音波検査士の資格を得るには、筆記試験と症例レポートの提出を求められます。特に症例レポートは、正しい用語を用いて所見を詳細に解説し診断を記載する必要があるため、ある程度の実績を積まなければ書き上げることはできません。
このことからも分かるように超音波検査士の資格を持つことで、高度な超音波医学の知識と技術を持ち合わせていることが証明できます。

受験資格

以下の条件を全て満たす場合、受験資格が得られます。

  1. 日本国の看護師、准看護師、臨床検査技師、診療放射線技師のいずれかの免許を有すること。
  2. 会員歴について
    【第32回試験(実施日 平成29年2月5日)から第35回試験(実施日 平成31年11月頃実施予定)まで】
    20xx年12月31日以前に入会し、3年以上継続して本会の正会員もしくは準会員、または日本超音波検査学会の正会員であること。
    【第36回試験(実施日 平成32年11月頃実施予定)から】
    20xx年9月1日以前に入会し3年以上継続して本会の正会員もしくは準会員、または日本超音波検査学会の正会員であること。
  3. 認定超音波専門医・認定超音波指導検査士の推薦が得られること。

認定条件・試験内容

超音波検査士の認定は、体表臓器・循環器・消化器・泌尿器・産婦人科・健診・血管の領域別に筆記試験を行います。
筆記試験はマークシート方式で、「臨床領域」および「医用超音波の基礎」に分かれています。
試験を受ける前に書類審査があり、それには症例レポート(20症例)の提出が必要です。
健診領域のみ10症例の提出となり、撮影技術や超音波解剖の理解度を確かめるために「撮影技術と解剖」の書類審査が新たに加わりました。
認定試験に合格し、日本超音波医学会が適格と判定した者を、理事会の議を経て超音波検査士と認定し認定証が交付されます。

主催機関情報

主催機関名 公益社団法人 日本超音波医学会
所在地 〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町2-23-1 お茶の水センタービル6階
URL https://www.jsum.or.jp/index.html
紹介文 日本超音波医学会は、超音波医学に関する理論・原理や技術の研究を通して、医学の発展や国民の福祉に貢献することを目的として設立された学術研究団体の1つです。
学術集会や講習会を開催したり、会誌や図書の発行をしたりするなど超音波医学に関する様々な活動を行なっています。
超音波専門医や超音波検査士など資格の認定も行い、超音波検査技術の質の向上にも貢献している団体です。
また、超音波検査の重要性を社会に広めるための活動にも力を入れています。

細胞検査士

細胞検査士は、臨床検査技師のみが受験することのできる資格の1つです。
細胞検査士が活躍する場所は、主に一般病院や癌専門病院の病理検査室、または検査センターなどになります。
細胞の専門家として、顕微鏡を使用しながら癌などの病気を細胞レベルで検査をするのが主な仕事です。 日本人の癌罹患率が高いこともあり、最近では癌検診の重要性が広く知られるようになりました。
癌検診における細胞診断はとても重要な役割を持っているため、今後ますます細胞検査士の需要は増えることになるでしょう。

認定資格が示す内容・証明

たくさんの正常細胞の中から、異常のある細胞を見つけ出すことが細胞検査士の仕事になります。
細胞検査士の資格を得るには難易度の高い試験に合格し、さらに資格取得後も更新が必要なため学会やセミナーに積極的に参加することが必要です。
細胞検査士の資格を持つということで、細胞検査に関する深い知識と高度な技術を持ち合わせていることが証明できます。

受験資格

臨床検査技師ないし衛生検査技師として主として細胞診検査の実務に1年以上従事した者、細胞検査士養成所あるいは養成コースのある大学の卒業、卒業見込みの者が受けることができます。

認定条件・試験内容

細胞検査士資格認定試験は一次試験(筆記、カラープリントによる細胞像試験)と二次試験(鏡検、実技)があります。

【一次試験の試験内容】
筆記試験:120問(総論、技術、婦人科、呼吸器、消化器、体腔液・その他の各20問)
細胞画像試験:カラープリントされた細胞画像を見て設問に答える(約60問)

【二次試験の試験内容】
スクリーニング試験:婦人科材料、喀痰、尿、体腔液などの細胞診標本を一定時間内に鏡検して、その標本中の異型細胞、悪性細胞を篩別(ふるい出すあるいは選び出す)し、病変推定する試験。
同定試験:細胞診標本に示してある細胞を見て、組織型などを推定する試験。
標本作製実技試験:塗沫、固定などの、標本作製技術のレベルを問う試験。

主催機関情報

主催機関名 公益社団法人 日本臨床細胞学会
所在地 〒101-0062東京都千代田区神田駿河台2-11-1駿河台サンライズビル3F
URL http://jscc.or.jp/
紹介文 日本臨床細胞学会は、細胞診断学や臨床細胞学など細胞に関する学術研究をして、その成果を臨床に応用することを推進するために設立された学会です。
活動内容の1つとして、細胞専門医や細胞検査士などの高度なスキルを持つ細胞診専門職の養成と認定があります。
学術内容は婦人科、外科、内科、病理・病態、歯科など全ての領域を網羅していて、特に日本人の罹患率の高い癌の細胞診断に重点を置いています。
細胞検査は、特に癌検診をする際の検査として有用性が高いことが知られていて、一般の方にも細胞検査の重要性を広め、癌で苦しむ患者が1人でもいなくなることを目標にしている団体です。

一級臨床検査士・二級臨床検査士

臨床検査技師の上級資格で、分野ごとに細分化されています。
微生物学・病理学・臨床化学・血液学・免疫血清学・循環生理学・神経生理学・呼吸生理学の8分野で、1回の試験で1科目のみ受験することが可能です。
二級臨床検査士は、各分野の理論や日常の検査に必要な知識と技術を問われます。
一級臨床検査士は、二級臨床検査士に必要な知識に加え、新しい検査法を取り入れる能力や日常業務の管理・指導などの責任能力も問われる、非常に難易度の高い試験です。
この資格は個人のスキルアップとして、自分が担当する部門の科目を受験することが多いようです。

認定資格が示す内容・証明

一級臨床検査士の資格で証明されるのは、医療における臨床検査の意義を理解し熟練した検査技術を持つこと、また検査技術の理論を理解し新しい検査法を適切に採り入れる能力を有しているということです。
さらに検査室での指導的技術者であり、日常検査業務を管理する能力があることも証明されます。
二級臨床検査士の資格を持つことで、各分野における検査技術の理論を理解し、日常の検査に必要な基本的な知識や技術を有していることを証明することができます。

受験資格

【一級臨床検査士】
臨床検査技師(国家試験)資格取得後5年以上の実務歴又は教育歴を有し、かつ、二級臨床検査士資格認定試験当該科目に合格後3年以上の実務歴又は教育歴を有する者。

【二級臨床検査士】
臨床検査技師国家試験に合格し、すでに登録を終えて、臨床検査技師の資格を有する者。

認定条件・試験内容

一級臨床検査士・二級臨床検査士資格認定試験は、筆記試験と実技試験及び口答試験の方法により行われます。
科目ごとに試験範囲が決められているため、詳細については各自確認して下さい。
合格者は、科目ごとの判定会議及び合同判定会議による判定に基づき、試験委員会が決定します。

主催機関情報

主催機関名 公益社団法人 日本臨床検査同学院
所在地 〒101-0054東京都千代田区神田錦町1丁目13番地 宝栄錦町ビル201号
URL http://clmj.umin.jp/index.html
紹介文 臨床検査医学の発展と技術の向上のために必要な人材の育成を目的として設立された団体です。
主な活動内容は各臨床検査士試験の認定となり、技術力の向上のためにも実技試験に重点を置いた試験を実施しているという特徴があります。
その他にも、各種の講演会や講習会の開催、教科書・テキスト類といった書籍の出版なども行っています。
また、一般の人に臨床検査の知識や重要性を広く知ってもらい、社会に貢献するための活動にも力を入れています。

緊急臨床検査士

緊急臨床検査士に必要なのは、一般検査・生化学検査・血液検査・輸血検査・微生物検査・生理検査における全ての分野の幅広い知識と技術を持つことです。
試験は筆記試験と実技試験からなり、検査の受付から報告までの範囲について行われます。
そして、正確で迅速な検査を要求される緊急検査時において、必要な知識と技術を持っているかどうかが試されるのです。
当直や休日出勤時など、1人で全ての検査を行わなければいけない場合もありますが、この資格を持つことで自信を持って検査ができるようになるでしょう。

認定資格が示す内容・証明

緊急時における検査には知識や技術、判断力や冷静さなども必要とされ、正確な検査結果を迅速に報告することができるスキルを身につける必要があります。
緊急臨床検査士の資格を持つことで、一般検査・生化学検査・血液検査・輸血検査・微生物検査・生理検査の6つの分野における幅広い検査の知識と技術を持ち、緊急時検査に対応できる臨床検査技師であることが証明されます。

受験資格

臨床検査技師国家試験に合格し、すでに登録を終えて、臨床検査技師の資格を有する者。

認定条件・試験内容

緊急臨床検査士資格認定試験は、迅速な診断と治療に直接関わる緊急検査全般について、筆記試験と実技試験及び口答試験の方法により行われます。
試験は、受付(患者情報の入手含む)から報告(解釈、コメント含む)までの範囲で出題されます。
緊急検査を実施するために心要な基本的知識、手技(検査に用いる機器、試薬、検査キットなど)、検体(尿、髄液、血液、喀痰など)の採取法、標本作製法、保存法、精度管理の他、被検者および検査に対する態度、安全管理(過誤防止、感染防止、転倒防止など)、廃棄処理法なども含まれます。
合格者は、科目ごとの判定会議及び合同判定会議による判定に基づき、試験委員会が決定します。

主催機関情報

主催機関名 公益社団法人 日本臨床検査同学院
所在地 公益社団法人 日本臨床検査同学院
URL http://clmj.umin.jp/index.html
紹介文 臨床検査医学を発展させるために必要な人材の育成をし、社会に貢献することを目的として設立された団体です。
各臨床検査士試験の認定では、臨床検査技師個人の技術力向上のためにも実技試験に重点を置いた試験を実施し、その他にも講演会や講習会の開催、教科書・テキスト類といった書籍の出版も行っています。
また、臨床検査技師に対する顕彰事業も行い、臨床検査分野で学識経験に富み、検査技術を通じて医学の発展に著しく貢献したとされる臨床検査技師の表彰をしています。

認定輸血検査技師

普段輸血検査に携わっていない臨床検査技師でも、当直や休日出勤などで輸血検査を実施しなければいけない場合が多くあります。
輸血検査は、検査の中でも特に患者の生死に関わる検査でもあるため、実施するにあたり少なからず不安感や苦手意識を持つ臨床検査技師も多いです。
しかし、認定輸血検査技師の資格を取得することで、輸血に関する深い知識と正確な技術を身につけることができ、自信を持って輸血検査が実施できるようになります。

認定資格が示す内容・証明

輸血は移植の一種であるとも考えられるように、様々な副作用や合併症を伴いやすいため、誤った手技で行うことで患者の命に関わる危険性があります。
そのため、安全な輸血を行うためには深い知識と判断力、正確な技術が必要不可欠です。
認定輸血検査技師の資格を持つことで、輸血に関する正しい知識と技術を身につけ、輸血の安全性の向上に貢献することができる臨床検査技師であることが証明できます。

受験資格

次の4項目の全てを満たすことで受験資格が得られます。

  1. 臨床検査技師資格を有すること。
  2. 申請時において、日本輸血・細胞治療学会、日本臨床衛生検査技師会、日本臨床検査医学会のいずれかに、現在および通算3年以上会員であること。
    ただし、認定時には日本輸血・細胞治療学会および日本臨床衛生検査技師会の会員であることを必要とする。
  3. 申請時で臨床検査技師免許取得後、輸血検査歴3年、他の検査歴も含めて満5年以上の検査業務経験を有すること。
    学術論文、学会発表等の業績発表や輸血に関連した各種学会、講演会及び研修会での活動により、認定輸血検査技師申請の資格審査基準に達していること。
    5年間で50単位以上取得していなければならない。
  4. 受験申請にあたって、輸血検査業務従事への理解と職歴記載確認の意味を含めて、所属長の了解を得ること。

認定条件・試験内容

認定試験は筆記試験と実技試験からなり、受験申請後3年までに、いずれも合格点に達した場合に、認定試験合格となります。

  1. 一次試験:約2時間、試験形式は筆記試験(マークシート形式及び記述形式)で、試験範囲は認定輸血検査技師制度カリキュラム委員会指定の内容(日本輸血学会誌または日本輸血・細胞治療学会ホームページ参照)を基本とし、輸血に関する最新のトピックス、重要な問題などが適宜出題される。
    受験には、指定施設研修および合同研修会のすべてを修了していなければならない。
  2. 二次試験:試験形式は実技試験で、血液型判定(ABO、RhD)、不規則抗体同定(赤血球抗体解離や交差適合試験など、用手洗浄法による抗グロブリン試験を含む)、カラム凝集法を予定。実技試験は結果の正解と共に実技の確実さや熟達度も評価の対象とする。
    受験には、一次試験を合格していなければならない。

主催機関情報

主催機関名 認定輸血検査技師制度協議会
所在地 〒113-0033 東京都文京区本郷2-14-14ユニテビル5階(日本輸血・細胞治療学会内にあります)
URL http://yuketsu.jstmct.or.jp/authorization/for_ctl_technician/
紹介文 認定輸血検査技師制度協議会は、認定輸血検査技師の認定を行うために設立された団体です。
日本輸血・細胞治療学会、日本臨床検査同学院、日本臨床衛生検査技師会、日本臨床検査医学会から選出された委員により構成されています。
主な目的としては、輸血に関する正しい知識を持ち、正確な手技で輸血検査が行える臨床検査技師を育成し、輸血の安全性の向上に寄与することです。
平成7年にこの制度が導入されて、現在では多くの認定輸血検査技師が全国で活躍しています。

認定臨床微生物検査技師

認定臨床微生物検査技師は、臨床微生物学や感染症検査法についての高度な専門知識と技術を有する臨床検査技師になります。
資格を得るために学んだことは日々の微生物検査に活かすだけでなく、院内感染の制御などに取り組むことも可能です。
受験資格審査を通過するためには認定研修施設での研修や、臨床微生物学に関する筆頭者としての学会発表及び論文発表が必要になります。
この資格は、微生物検査室に勤務する臨床検査技師がスキルアップを図るために挑戦する場合が多いようです。

認定資格が示す内容・証明

認定臨床微生物検査技師の資格を取得することで、臨床微生物学に関する高度な知識や技術を持ち、最新の検査法に対応できる熟練した微生物検査の専門家であることが証明されます。
さらに、臨床検査技師の立場から他の医療従事者に対する微生物学に関する適切な情報提供や、後輩への正確な教育指導をすることができる臨床検査技師としても活躍することも可能です。

受験資格

次の4項目を満たすことで、受験資格が得られます。

  1. 日本国の臨床検査技師免許証を有し、臨床検査技師として相応しい人格および臨床検査全般にわたる広い識見を備えていること。
  2. 臨床微生物学検査(感染症検査)に関する基本的な技術を有すること。
  3. 認定研修施設において、協議会の定めた教育目標を遵守した研修を5年以上の期間にわたって行なっていること。但し、認定研修施設に勤務していない申請者は別途考慮する。
    *認定研修施設は平成16年1月から認定が開始され、過渡的に過去に遡り5年以上微生物検査業務に従事している場合に認める(研修施設の認定臨床微生物検査技師の証明が必要)。
    また、認定研修施設に勤務していない申請者は、指定講習会の受講をもってこれに替える。
  4. 臨床微生物学に関する筆頭者としての学会発表が3回以上(異なる演題、内容)および論文発表(筆頭者)が1編以上あること。なお、学会、雑誌に関しては施行細則に定める。

認定条件・試験内容

まず、申請書類の受験資格審査を行い、合格することで筆記試験と実技試験を受けることができます。
筆記試験の出題範囲は、臨床微生物学(感染症学)に関する基礎知識および指定カリキュラムに含まれる基本的な臨床微生物学的検査法等です。
また、日本臨床微生物学雑誌のサマリー程度の英文和訳も含まれます。
実技試験は、微生物検査基本技術試験を実施します。

  • グラム染色および鏡検
  • 分離培地の観察
  • 主要な病原微生物の同定(生化学的性状と血清学的検査)
  • 薬剤感受性検査

主催機関情報

主催機関名 認定臨床微生物検査技師制度協議会
所在地 〒141-0031 品川区西五反田1-26-2 五反田サンハイツ1209
URL http://www.jscm.org/seido/index.html
紹介文 認定臨床微生物検査技師制度協議会は、認定臨床微生物検査技師の認定を行う為に設立されました。
日本臨床微生物学会、日本臨床衛生検査技師会、日本臨床検査医学会、日本臨床検査同学院、日本感染症学会、日本環境感染学会、日本化学療法学会の7団体から選出された委員により構成されています。
臨床微生物学や感染症検査法の進歩に伴い、有能な認定臨床微生物検査技師の育成を行うことで、より良質な医療を国民に提供することを目的とした団体です。

消化器内視鏡技師

消化器内視鏡検査は病院やクリニックなど、様々な医療機関で行われています。
身近な検査であるからこそ、より安全に行う為にも検査に関わる臨床検査技師や看護師は内視鏡に関する高度な知識を身につけていなければなりません。
そこで、医学の基礎知識と内視鏡の専門知識・技術を持ち、消化器内視鏡の診療及び研究の円滑を図ることを目的としてできたのが、消化器内視鏡技師の資格です。
以前は、第一種・第二種と分かれていましたが、2017年の試験から統合されて同一の試験内容となりました。
さらに面接試験は廃止され、書類審査と筆記試験のみになっています。

認定資格が示す内容・証明

消化器内視鏡技師の試験を受けるためには、消化器内視鏡技師の研究会・学会や講義の出席、専門医が従事する内視鏡室で一般消化器内視鏡介助を行ったという年間実績証明書などが必要です。
消化器内視鏡技師の資格を取得しているという事で、内視鏡室での豊富な実務経験があり、検査を行う為に必要な医学の基礎知識や、内視鏡の専門知識及び技術を身につけているということが証明できます。

受験資格

技師制度審議会の定めた国家認定の医療関連者法定免許(臨床検査技師、看護師、診療放射線技師など)を有する者または准看護師の免許を有する者に与えられます。
書類審査には、下記の資料が必要になります。

  1. 願書
  2. 本学会専門医が従事する内視鏡室(試験委員が認めた施設を含む)で2年以上の実務経験の証明書
  3. 試験委員会が別に定める内視鏡に関する所定の講義を受講した証明書
  4. 消化器内視鏡技師研究会・学会およびその各地方会に2回以上出席したことの証明書(写)
  5. 学会専門医の受験申請の推薦書
  6. 本学会専門医が従事する内視鏡室における一般消化器内視鏡介助の年間実績証明書
  7. 法定免許証(写)
  8. 学会支部長の承認する内視鏡機器取扱い講習会およびセミナーの受講証明書(写)

認定条件・試験内容

申請書類を審査し、条件を満たした者に対し、筆記試験を行います。
筆記試験の内容は、消化器に関する基礎的医学(①解剖学②生理学③生化学④病理学⑤薬理学⑥疫学・衛生学⑦内科学⑧麻酔学⑨外国語)と消化器内視鏡に関する基礎(①内視鏡学総論②内視鏡検査と診断③内視鏡的治療)についてです。
筆記試験に合格した者を消化器内視鏡技師として登録し、認定証が交付されます。

主催機関情報

主催機関名 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
所在地 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-1 新御茶ノ水アーバントリニティビル4F
URL http://www.jges.net/index.php/
紹介文 日本消化器内視鏡学会は、消化器内視鏡を使用した治療法に関する研究を行うことで診療の向上を図るとともに、医学と文化の発展に寄与し国民の福祉に貢献することを目的として設立された団体です。
設立当初から、内視鏡機器や手技などの内視鏡学領域で全世界に対する指導的役割を果たし、数多くの内視鏡専門家の育成を行っています。
消化器内視鏡学に関する学術集会やセミナーの開催、資格の認定や機関紙・図書などの発行が主な活動内容です。
また、消化器内視鏡の必要性や重要性を国民に広める活動などにも力を入れています。

日本糖尿病療養指導士

日本糖尿病療養指導士は、糖尿病を治療する上で最も重要な、患者の自己管理能力を指導する人材育成を目的としてできた資格です。
臨床検査技師の他にも看護師や薬剤師、理学療法士や管理栄養士の資格を持っていれば目指すことができ、それぞれの業務の立場から糖尿病患者の支援を行います。
例えば臨床検査技師の場合、臨床検査の知識を活かして検査数値の正しい読み取り方などを教えることが可能です。
日本で年々増え続ける糖尿病患者を支援する資格として、需要はさらに高まっていくことになるでしょう。

認定資格が示す内容・証明

日本糖尿病療養指導士の資格を持つということで、糖尿病の臨床における生活指導のエキスパートとして、高度で幅広い知識を身につけていることが証明されます。
糖尿病療養の重要性から資格保有者は年々増えていて、今やその存在なしでは高度かつ良質な糖尿病診療を提供することは、極めて困難であると言っても過言ではありません。

受験資格

下記の条件を満たしていることが必要になります。

  1. 看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士のいずれかの資格を有していること
  2. 下記の(1)(2)(3)の条件を全て満たしている医療施設において、過去10年以内に2年以上継続して勤務し糖尿病患者の療養指導業務に従事した方で、かつこの間に通算1,000時間以上糖尿病患者の療養指導を行ったこと
    (1)当該施設に勤務する、以下の(イ)(ロ)のいずれかに該当する医師が、糖尿病療養指導にあたり受験者を指導していること
    (イ)常勤または非常勤の日本糖尿病学会専門医(非常勤の場合、勤務は月1回以上)
    (ロ)日本糖尿病学会の会員で糖尿病の診療と療養指導に従事している常勤の医師
    (2)外来で糖尿病患者の診療が恒常的に行われていること
    (3)糖尿病の患者教育、食事指導が恒常的に行われていること
  3. 受験者が2.の「糖尿病療養指導業務に従事した期間」に当該施設で携わった糖尿病療養指導の自験例が10例以上あること
  4. 日本糖尿病療養指導士認定機構が開催する講習会を受講し、受講修了証を取得していること

認定条件・試験内容

試験内容は下記になります。

  1. 筆記試験(マークシート方式)150問
    原則として「糖尿病療養指導ガイドブック」に沿って出題されます。
  2. 「糖尿病療養指導自験例の記録」10症例 (受験申請時に提出)
    筆記試験・「糖尿病療養指導自験例の記録」が両者ともに合格水準に達している者を合格とします。
  3. 筆記試験(マークシート方式)の評価
    • 試験実施後、正解率と識別指数(その試験問題が成績上位者と下位者とを判別できるかどうかを示す指数)から採点対象問題を選別します。
    • 認定委員会・試験委員会の合同で最低合格水準を決定し、達していなければ不合格とします。
  4. 「糖尿病療養指導自験例の記録」の評価
    • 認定委員会・試験委員会の合同で、評価マニュアルに則り、複数の委員によりブラインド(他の委員の評価を参照しない)方式で評価をします。
      過半数の委員が合格水準に達していないと判断した方を不合格とします。

主催機関情報

主催機関名 一般社団法人 日本糖尿病療養指導士認定機構
所在地 〒113-0033 東京都文京区本郷2-30-7 本郷T&Sビル3階
URL http://www.cdej.gr.jp/
紹介文 日本糖尿病療養指導士認定機構は、日本糖尿病学会、日本糖尿病教育・看護学会、日本病態栄養学会の3団体が母体となり設立された団体です。
日本糖尿病療養指導士の資格認定が、主な活動内容になります。
日本では高齢化が進むにつれて、糖尿病患者は年々増え続けています。
糖尿病患者に寄り添うことのできる、真摯で誠実な日本糖尿病療養指導士の育成を行い、高度で良質な糖尿病診療の提供をすることを目標に掲げ活動を行なっています。

臨床細胞遺伝学認定士

臨床細胞遺伝学認定士は、臨床医学に関連する高度な染色体検査を実践し、症例ごとの検査結果の臨床的意義について適切な解釈ができ、結果を臨床医に正確に報告することができる能力を有した細胞遺伝学の専門家を育成することを目的としてできた制度です。
最近では染色体を検査する出生前診断の普及が急速に広まっています。そのため、遺伝学の高度な知識を持ち適切に検査をすることができる人材が求められ、臨床細胞遺伝学認定士は様々な医療機関や研究施設での活躍が期待されています。

認定資格が示す内容・証明

臨床細胞遺伝学認定士の役割は、依頼者である医師に対し、診療に必要な遺伝学の情報を正確に伝えること、さらに細胞遺伝学の研究を行い、正しい臨床細胞遺伝学の知識を普及させることです。
臨床細胞遺伝学認定士の資格は、臨床細胞遺伝学に限らず医学全般にわたる幅広い知識を持つこと、また適切な検査法の選択ができ高度な検査技術を身につけている事が証明されます。

受験資格

次の各号に掲げるすべてに該当した者に受験資格が与えられます。

  1. 申請する年の前年度末までに継続して2年以上本学会の学会員である者
  2. 認定士制度委員会が認定した研修施設において、申請する年の前年度末までに臨床細胞遺伝学の研修を2年以上行い、認定研修施設に所属する指導士の指導を受けながら染色体検査を実践した者。申請に必要な症例数については別に定める。
    研修開始届の受付をもって研修開始とする。研修施設以外の施設に所属する者の研修については別に定める。
  3. 本制度施行細則第8条で定める学術活動に関する単位を30単位以上取得した者
  4. 臨床細胞遺伝学認定士到達目標(以下到達目標という)に記載されている能力を有する者。到達目標については別に定める。

認定条件・試験内容

認定試験は、筆記試験と実技試験が行われます。なお、実技試験では各染色体の間違いのない識別と正しい核型記載が要求されます。
認定試験に合格し、所定の認定料を納付した者に対して、理事会の議を経たのち、次年度4月1日付けで認定証が交付されます。

(試験範囲)

総論
  1. 臨床細胞遺伝学認定士制度の目的
  2. 臨床細胞遺伝学認定士の役割
  3. 臨床細胞遺伝学認定士の基本姿勢
各論
  1. 遺伝医学の基礎
  2. 細胞遺伝学の基礎
  3. 染色体検査の実際と精度管理
  4. 先天異常と生殖障害の染色体検査
  5. 出生前診断に関わる染色体検査
  6. 白血病・リンパ腫・固形腫瘍細胞の染色体検査

主催機関情報

主催機関名 日本人類遺伝学会・臨床細胞遺伝学認定士制度委員会
所在地 〒330-8777 埼玉県さいたま市中央区新都心1番地2 埼玉県立小児医療センター 遺伝科内
URL http://cytogen.jp/index.html
紹介文 日本人類遺伝学会・臨床細胞遺伝学認定士制度委員会は、臨床細胞遺伝学のさらなる発展のために、染色体検査の精度と技術の向上を図ること、染色体検査を適切に行うことができる人材の育成を行うことを目的として設立された団体です。
日本人類遺伝学会の理事会から選出された委員で構成されています。
臨床細胞遺伝学認定士及び指導士、研修施設の認定に関わる活動や研修会・セミナーの開催などを主な活動内容としています。

体外受精コーディネーター

日本では晩婚化が進んでいるため、子供が授かりにくいと悩んでいるカップルが多くいることもあり、体外受精を希望するケースが年々増加しているというのが現状です。
そのため、体外受精に関する高度な知識と技術を持つ体外受精コーディネーターの需要は、今後ますます高まることが予想されます。
この資格は、レディースクリニックや不妊専門の病院などに勤務している場合のスキルアップとして、看護師や臨床検査技師が受験することが多い傾向にあります。

認定資格が示す内容・証明

体外受精コーディネーターは不妊治療に関する高度な知識を持ち、さらには不妊治療に不安を持つ患者に対する心のケアができることも必要になります。
認定試験を受けて合格するためには様々なセミナーに参加し、生殖医療の基礎知識から不妊患者の心理や社会的問題までを全て理解しなくてはなりません。
体外受精コーディネーターの資格があることで、生殖医療の理論と内容を熟知し、さらに不妊治療を行う患者に寄り添うことができる人材であることが証明されます。

受験資格

生殖医療に関する基礎知識を有していること、不妊患者の心理や社会的な問題を理解していることなどに加え、下記の条件が必要になります。

  1. 体外受精コーディネーター養成講座を3回以上受講していること
  2. 申請時NPO法人日本不妊カウンセリング学会の会員であること
  3. 初回受講より5年以内に認定を受けること

認定条件・試験内容

試験は、筆記試験と面接試験を行います。
生殖医療や不妊治療、カウンセリングに関する基礎知識などから出題されます。

主催機関情報

主催機関名 特定非営利活動法人 日本不妊カウンセリング学会
所在地 〒104-0051東京都中央区佃2-13-7
URL http://www.jsinfc.com/
紹介文 不妊に悩むカップルが最適の不妊治療を受けることができるようカウンセリング・ケアの発展と普及を図り、不妊カウンセリング・ケアに関連する様々な研究や実践を通して生殖医療の発展と医療・福祉の向上に寄与することを目的として設立されたた学会です。
主な活動内容として、体外受精コーディネーターや不妊カウンセラーの資格認定に関わる事業や不妊カウンセリング・ケアを発展・普及させるための研究、学術集会やセミナーの開催などになります。

認定臨床エンブリオロジスト

認定臨床エンブリオロジストは、レディースクリニックや不妊専門の病院などで人工授精や顕微授精を専門に行っていて、生殖医療には欠かすことのできない重要な役割を担っています。
認定試験は、医療系の国家資格保持者が受けることができますが、検査に最も関わりのある臨床検査技師が受験することが多いようです。
不妊治療を行う患者が増えていることから、認定臨床エンブリオロジストの需要は体外受精コーディネーターと同様に、今後ますます高まることが予想されます。

認定資格が示す内容・証明

認定臨床エンブリオロジストの認定試験を受けるためには、ある程度の生殖補助医療の実務経験が必要となり、学会に参加したり研修会等で腕を磨いたりする必要もあります。
認定臨床エンブリオロジストの資格を持つことで、生殖医学に関する専門的な知識と的確な技術を身につけていることはもちろん、高い倫理性や医師との協調性を図ることができる人材であることが証明できます。

受験資格

「認定臨床エンブリオロジスト」資格認定審査に申請する者は、以下の各項に該当することが必要です。

  1. 日本臨床エンブリオロジスト学会の会員であること。
  2. ARTのラボ業務に1年以上従事していること。
    * ここでのARTのラボ業務とは、申請者自らが精子調整、採卵から胚移植までの胚操作を含む全ての培養室業務の一連の工程を示しており、各行程(Vitrification, ICSI含)において最低30症例以上の経験が必要である。
  3. 学歴において以下のいずれかに該当すること。
    • a)大学院の理科系研究科、またはそれに準ずる機関において生物学関連の科目を修得した修士あるいは博士であること。
    • b)大学の理科系学部、またはそれに準ずる機関において生物学関連の科目を修得した学士であること。
    • c)学校教育法に規定する専門学校を卒業し、臨床検査技師または正看護師の資格を取得した者であること。
    • d)短期大学において生殖学関連の科目を専攻した短期大学士であり、かつ短期大学での修業年限が3年の場合はARTのラボ業務に2年以上従事していること。また、修業年限が2年の場合はARTのラボ業務に3年以上従事していること。
    • e)海外の大学もしくは大学院を卒業・修了した場合は、「国または州が大学として認可した大学」で理科系学部、またはそれに準ずる機関において生物学関連の科目を修得した学士(Bachelor)、修士(Master)、博士(Doctor)であれば該当する。
  4. 最近3年以内に当学会の主催するワークショップ(試験日に連続開催も可)に参加し、修了証の交付を2回以上受けた者、または修了証の交付1回と、本会を含むART 関連学会に2回以上参加した者とする。
    ただし、その証明となる学会の参加証のコピーを添付しなければならない。

認定条件・試験内容

試験は筆記試験、面接試験およびDVD提出による実技試験とします。
申請に際して提出するDVDは以下のように定めます。

  1. 申請者が実施した卵細胞質内精子注入法(ICSI)の精子不動化処理から精子注入までの未編集DVDとする。連続して2個以上の卵子にICSIを実施している様子を記録していること。
  2. 申請者が実施した急速凍結法(vitrification)の凍結、融解の各操作の未編集DVDとする。

認定資格委員会は合否を判定し、理事会の承認を得た後、合格者を認定臨床エンブリオロジスト原簿に登録されます。

主催機関情報

主催機関名 一般社団法人 日本臨床エンブリオロジスト学会
所在地 〒226-0003神奈川県横浜市緑区鴨居6丁目19番20号
URL http://embryologist.jp/special/?id=6440
紹介文 日本臨床エンブリオロジスト学会は、不妊治療のレベルを上げるために精子や卵子・受精卵・胚を取り扱う上で必要な知識と技術の向上を図ることを目的として、1996年に臨床エンブリオロジストの会を立ち上げたのが始まりです。
そして、学術集会の開催や顕微授精・細胞凍結保存などの実技実習を含んだ研修の実施、会報や生殖補助医療ラボ必須マニュアルの発行など、エンブリオロジストの知識と技術の向上を通じて社会に貢献するための活動を続けています。

第1種・第2種ME技術実力検定試験

現代の医療を支えている様々な医療機器は、進歩に伴い高度化と複雑化が進んでいます。
その中でも人工心肺装置や人工透析装置といった生命維持管理装置は、少しの誤った操作でも患者の命に関わる危険性があります。
このような医療機器を安全に使用するために必要な医用生体工学の知識を身につけ、正確な操作や保守・管理を行うことができる人材を育成するためにできたのが、第1種・第2種ME技術実力検定試験です。
この試験に合格することは、医療施設だけでなく医療機器メーカーなどの企業に勤務する場合の強みにもなります。

認定資格が示す内容・証明

第1種ME技術実力検定試験に合格することで、ME機器と関連設備の保守や安全管理をする専門的な知識と技術を持ち、さらに他の医療従事者に対してME機器と関連設備に関する指導を行う事ができる資質があることが証明されます。
第2種ME技術実力検定試験に合格すると、ME機器の安全管理に関する知識を持ち、適切な指導者のもとでそれを実際に医療で応用することができる資質があることが証明されます。

受験資格

第1種ME技術実力検定試験の受験資格は、次のいずれかを満たしていることが必要です(実務経験の有無にかかわらず受験できます)。

  • 第1種ME技術実力検定試験合格者
  • 臨床工学技士免許所有者
第2種ME技術実力検定試験の受験資格は問いません。

認定条件・試験内容

【第1種ME技術実力検定試験の試験内容】
筆記試験で、ME基礎論とME機器論の2つの科目で行われます。
ME基礎論では、ME機器および関連設備を理解し、適切に運用・保守するために必要な基礎知識が出題されます。
ME機器論では、ME機器および関連設備の保守管理のために必要な知識と技術について出題され、専門知識を問う選択問題と小論文が含まれます。
第1種ME実力検定試験に合格し、業務経験を認められた方は日本生体医工学会より合格認定証が交付され、「第1種ME技術者」の呼称が使用できます。

【第2種ME技術実力検定試験の試験内容】
五者択一式試験と小論文試験で行われます。
ICU・CCU、手術室、透析室、検査室、滅菌材料室、病室、診察室などの医療の現場(在宅を含む)で使用されている機器・システムを安全に正しく運用するために必要な基礎的事項について出題されます。
合格者は日本生体医工学会より合格証明証が交付され、「第2種ME技術者」の呼称が使用できます。また、第1種ME技術実力検定試験の受験資格が得られます。

主催機関情報

主催機関名 公益社団法人 日本生体医工学会 ME技術教育委員会
所在地 〒113-0033 東京都文京区本郷3-25-4 津久井21ビル3F
URL http://megijutu.jp/index.html
紹介文 ME技術教育委員会は日本生体医工学会に所属し、ME技術の普及と安全にME機器を使用できる優秀な人材を育成するために設立された団体です。
主に、第1種ME技術者ならびに第2種ME技術者の認定やテキストの出版を行っています。
また第1種ME技術者として認定された人を対象にしたME塾も開設され、知識や技術の充実と認定後のアフターフォローにも力を入れています。
このように、医療現場で使用されている様々な医療機器やシステムを、安全かつ正確に使用するために必要な知識と技術を身につけた人材を育成することで、社会に貢献するための活動を続けています。

生殖補助医療胚培養士

近年増え続ける不妊症患者の治療のためには、体外受精や顕微授精といった生殖補助医療は欠かせないものとなっています。
以前はこういった作業を医師が自ら行っていました。
しかし、生殖医療の発展に伴い高度な知識と技術が必要になり、今では医師と胚培養士がチームとなって、より精度の高い生殖補助医療を行うようになっています。
生殖補助医療胚培養士の資格は、レディースクリニックや不妊治療を専門とした病院で勤務する臨床検査技師が、スキルアップとして受験する場合が多いです。

認定資格が示す内容・証明

胚培養は、生殖医療に関する深い知識と高度な技術がなければ行うことはできません。
患者の大切な卵子と精子を預かり培養を行う為、失敗することは許されないからです。
生殖補助医療胚培養士の資格を得るには、特定の施設での実務経験を有し体外受精や胚移植のラボワークの全ての行程を30例以上実施していること、学会や研修会の参加が必要とされます。
この資格を持つことで、生殖医療に関する豊富な経験と専門的な知識や技術を身につけていることが証明されます。

受験資格

受験資格を得るには、下記の条件を満たす必要があります。

  1. 日本卵子学会の会員であり、会費を全納している者。
    生殖補助医療胚培養士資格審査の前年度までに本学会への入会手続きを終了していること。
  2. 次の各号のいずれかに該当する者。
    (1)大学院の医学(系)研究科、医療福祉学研究科、保健学研究科、農学研究科、生物産業学研究科、生物資源科学研究科、生物圏科学研究科、生物理工学研究科、生命科学研究科、農学生命科学研究科、生命環境科学研究科、環境生命科学研究科、自然科学研究科、総合学術研究科、畜産学研究科、獣医学研究科、共同獣医学研究科、獣医生命科学研究科、酪農学研究科、看護学研究科、環境保健学研究科もしくはこれらに準ずる研究科において、生殖生物学関連の科目を修得した修士あるいは博士
    (2)大学の医学部、農学部、生物理工学部、畜産学部、獣医学部、共同獣医学部、獣医学群、生物生産学部、生物産業学部、応用生物科学部、生物資源科学部、生物資源学部、農学生命科学部、応用生命科学部、生命科学部、生命環境学部、生命・環境科学部、農食環境学群、薬学部、保健衛生学部、看護学部、医療技術学部、保健医療学部、医療衛生学部もしくはこれらに準ずる機関において、生殖生物学関連の科目を修得した学士
    (3)学校教育法に規定する専修学校において、生殖生物学関連の科目を修得した臨床検査技師または正看護師の資格を有する者
    〔新規・胚培養士用〕
    (4)委員会が上記と同等以上であると判断した者
  3. 委員会主催の生殖補助医療胚培養士資格認定講習会を受講した者。
    講習会はヒト生殖医学の基礎知識の習得及びヒト配偶子、受精卵、胚の操作・取り扱いについての基礎技術の習得を目標とした講習ならびに最近のトピックスに関する解説を行う。
    なお受講終了時に筆記試験を行い、この結果は面接試験時の参考となる。受講者には、生殖補助医療胚培養士資格認定講習会受講証明書を発行する。この受講証明書は2年以内に取得したものを有効とする。
  4. 日本産科婦人科学会の体外受精・胚移植の臨床実施に関する登録施設において、1年以上の臨床実務経験を有する者。実務経験には、ヒト配偶子、受精卵、胚の操作・取り扱い、培養液の作成、器具の準備、採卵室などの施設管理、保守などの一切を実際に行い、ヒト体外受精・胚移植のラボワークの全ての行程を本人が30例以上実施していることを必要とする。
  5. 生殖補助医療に対して高い倫理観と品位を有する者。
  6. 本学会学術集会あるいは本学会主催講習会(胚培養士セミナーを含む)あるいは関連する学会大会に最近1年以内に2回以上参加している者。
    関連学会とは日本産科婦人科学会、日本生殖医学会、日本泌尿器科学会、日本受精着床学会、日本生殖免疫学会、日本アンドロロジー学会、日本IVF学会、国際生殖医学会(IFFS)、アメリカ生殖医学会(ASRM)、ヨーロッパ生殖医学会(ESHRE)、アジア太平洋生殖医学会(ASPIRE)の本大会を指し、地方部会は含まないものとする。

認定条件・試験内容

試験は、書類審査、筆記試験および口述試験で行われます。 筆記試験はヒト生殖医学の基礎知識・実技内容・倫理に関する内容から出題されます。 口述試験は3名の試験官によって、主として実地に関することを問われます。

主催機関情報

主催機関名 一般社団法人 日本卵子学会
所在地 〒135 – 0063 東京都江東区有明3-6-11 TFTビル東館9階
URL http://jsmor.kenkyuukai.jp/special/?id=24894
紹介文 人類および動物の卵子と精子形成、受精、胚発生、着床および遺伝の研究、体外受精などの生殖医療に関連したテーマを議論するために設立された学会です。 受精や発生に関する基礎研究をメインテーマとして1960年に前身となる哺乳動物談話会がスタートし、現在は基礎研究者と臨床医、そして胚培養士の会員から構成されています。 主な活動内容としては、学術集会やセミナーの開催、生殖補助医療胚培養士及び管理胚培養士の認定などを行っています。