自己紹介に使える！臨床検査技師の長所と短所の説明について

今回は長所と短所についてです。これは自己紹介にも盛り込めますし、長所や短所についてに質問でも対応できます。

■長所はアピールポイント

長所はアピールポイントです。アピールポイントですが、これは２つの側面からアピールできます。

１）仕事について
２）職場環境とのマッチについて

それぞれ解説します。

１）仕事について

これは臨床検査技師の業務において、ご自身の長所とどのように関連するかです。例えば、検査技師の業務において、活かせる特徴としましては、

・きめ細やかさ ・几帳面 ・手先が器用 ・体力に自信 ・向上心

などが挙げられます。

例えば、きめ細やかさであれば、患者様との対応時に役立ちます。几帳面をあげるのであれば、検査値の判読など正確さに結びつけることができます。

手先が器用であれば、病理標本や血液標本の作製やピペット操作等など人の手が必要な場面で役立ちます。

体力に自信がある場合は、病院などで夜勤やオンコール対応なども柔軟に対応できることをアピールできます。

向上心が高いであれば、学会参加など新しい技術や知識の習得に意欲を示せます。

こんな感じで臨床検査技師の仕事から長所を結びつけましょう。

２）職場環境のマッチ

これは働き先との相性をマッチさせるためのアピールです。例を挙げますと、

・素直さ
・協調性
・礼節
・精神面に自信（根性がある）

ちょっと少ないですが、パっと思いついた限りの例です。

素直さであれば、言われたことはまず素直に聞けるところです。ここでいう素直とは、人の意見や注意を素直に受け入れられるということです。

協調性であれば、周りとの円滑に仕事を進められます。

礼節であれば、マナーを重んじる医療機関であれば、相性として合う可能性が高いです。

精神面に自信であれば、２次救急など厳しい環境でも十分にやっていけることをアピールできます。これまでの例を通じて、なんとなくニュアンスが、ご理解頂けると嬉しい限りです。

■短所は課題

続いて短所です。短所はご自身の課題を伝えましょう。よく短所は欠点ということもありますが、受け手側から見るとそれは欠点ではなく長所と捉えるケースもあります。

例を挙げますと慎重な性格の場合、言い方を変えると心配性とも言えます。心配性であれば、行動が遅いということにも繋がりかねません。心配性が過ぎると、それが課題になります。

なので、短所＝課題とする際は、ご自身の今現在の課題や直したいと考えていることを率直に伝えましょう。

また、短所を説明する際、ただ説明するだけではなく、それをどう改善しようと思っているかもセットで伝えるようにしましょう。

心配性が過ぎるというのであれば、慎重になりすぎないように、どのような工夫をしているか。例えばですが、慎重になりすぎないように細かいことでもメモをとって不安になったらすぐ確認できるようにするといった感じです。

また、長所と短所は裏返しなので、長所はわかるんだけど、短所が・・・。逆のパターンで、短所は出てくるけど長所が・・・。という場合は、長所と短所は裏返しだったりします。

どちらか片方が思いついているならもう片方は、裏を返せばということを考えてみるといいでしょう。

以上、長所と短所についての説明でした。自己紹介は基本的に、長所のみの説明をすればよいです。

しかし、自己紹介のときに、長所と短所を交えた自己紹介や長所短所の質問を聞かれたときは両方説明をする必要があります。そのため、長所と短所は、両方説明できるように準備をしておきましょう。