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生成AIのお話

2025年12月17日更新

本題に入る前にお知らせです。
これまで臨床検査技師JOBにご登録いただいた方向けにこのブログを更新していましたが、今後はCRCJOBにブログを更新することになりました。

そのため、内容や話の傾向が少し変わると思いますがもしよかったらお時間のある時に読んでいただければと思います。

さて、今回は生成AIのお話です。
AI関連の言葉を目にしない日はないくらい普及していますよね。

私は当初、精度の低さや責任の所在が気になり、アンチ生成AIでした(笑)。
ただ業務の都合で使わざるを得なくなり、今では毎日使っています。

使い始めて感じるのは、「使いどころ次第」だということです。
たとえば調べものには向きませんが、**文章の推敲や誤字脱字チェック**にはかなり有用です。実はブログの記事もすべて生成AIのチェックをかけています。
書き手ならではの“らしさ”は薄まることもありますが、万人に読みやすい文章に整えてくれるので助かっています。

求職者の方とも稀に生成AIの話になるのですが、個人情報管理やエビデンスを重視する医療現場で働く方々ということもあり、そこまで利用されている方は多くない印象です。
個人的には、慎重な姿勢は素晴らしい傾向だと思います。

もし意図的に避けているのではなく、「使いどころがわからない」「使い方がわからない」という方は、転職活動のこんなところで試してみるのもおすすめです。

  • 志望動機の添削
  • 自己PRの添削

誤字脱字だけでなく、内容の再現性・根拠・具体性の改善、文字数チェック、自然な日本語への修正もしてくれます。
結果はプロンプト(生成AIへの指示)で大きく変わるので、少し練習してから本番で使ってみてください。

逆に、こんな使い方には注意が必要です。

  • 調べもの(特に専門領域)
  • 1から文章を作らせる

生成AIはそれっぽくまとめるのが上手い反面、情報が古い/混ざる/出典が曖昧なまま断言してしまうことがあります。
上記用途で出てきた情報は、基本的に信用しないほうが良いです。実際に「日本の大手SMO4社を挙げて」と聞いても、正解が出てきたことは1度もありません。
それくらい、専門分野の“調べもの”は精度が低いです。

また、1から文章を作らせようとすると、個人情報や社内情報が必要になることがあります。
ツールごとに利用規約や設定(学習に使わない設定の有無など)は異なりますが、個人情報・機密情報は入力しないのが基本です。
最悪の場合、勤務先の守秘義務違反につながる可能性もあります。

ここまで読んで「ああ!生成AIめんどうくさい!」と感じたら、弊社の担当コンサルタントまでご相談ください。
結局、人間が最強です。(2025年時点では…笑)

実際に生成AIと対決したこともあります。


弊社のコンサルタントであれば、生成AIには難しい専門的な調べものに対し、最新の情報も交え的確に回答ができますし、個人情報をしっかりと管理しながら文章作成のお手伝いもできます。

それでは今回は以上、お身体に気を付けて良い年末をお過ごしください。



*年末年始休業のお知らせ*
2025年12月27日(土)~2026年1月4日(日)は年末年始休業となります。
この期間のお問い合わせに関しては、2026年1月5日(月)以降順次対応させていただきます。ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

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このブログを書いた秋山

プロフィール

臨床検査技師の国家資格を取得後、治験コーディネーター(CRC)として2年間勤務し、臨床検査技師JOB専任コンサルタントへ。
医療機関以外にも、治験関連施設など企業系の転職支援も行う。

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