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通勤のお話

2025年8月22日更新

本日は通勤についてのお話です。

通勤は仕事と暮らしをつなぐ大切な時間であり、通勤方法や時間は生活の質や勤務継続に影響します。そこで今回は通勤についての一般常識や、注意点をまとめました。

通勤の形態

  • 通勤方法は公共交通(電車・バス)、徒歩・自転車、自家用車、バイクなどさまざまです。地域や業種によって主流の手段は異なります。


通勤時間の目安と影響

  • 一般に職場までの通勤時間は1時間前後が目安とされることが多く、1時間半程度になると負担を感じやすくなります。
  • 長時間の通勤は睡眠や自由時間の減少、疲労蓄積、仕事のパフォーマンスや家庭生活への影響につながる可能性があります。
  • 雇用側としては長時間の通勤により交通費の負担が増えるほか、公共交通機関の遅延など何かトラブルがあった際に遅刻しやすくなり、業務に支障が出るのではと不安を感じやすくなります。


公共交通利用時のポイント

  • 会社によって交通費支給のルールは異なります。自宅最寄りから職場までの支給範囲や算出方法、バスの扱い(乗車区間や回数券の可否など)は就業規則や給与規程で定められていることが多いので、「前職と同じように支給されるだろう」と思いこまず、事前に確認しましょう。
  • 勤務先が「合理的なルート」を基準に交通費を支給している場合、希望する経路が全額認められないことがあります。具体的な取り扱いは事前に確認しましょう。


自家用車・駐車場の注意点

  • 車通勤の場合、有料道路代や駐車場代の負担に差があるため、会社の支給規程を確認しましょう。都心部では駐車場が確保できない、駐車料金が高い、通勤時間帯の渋滞で遅刻リスクが高まる等の課題が生じることがあります。
  • 地方では公共交通が不便なため車通勤がほぼ必須になることもあります。移住を検討する場合は職場周辺の交通事情をよく調べましょう。


バイク・自転車通勤の留意点

  • 駐輪場の有無、盗難リスク、事故のリスク、企業の安全方針による制限(就業規則や安全マニュアル)があるかを確認してください。職場によっては安全上の理由で利用を制限する場合があります。


採用・転職時の実務チェック項目

  • 通勤にかかる時間、通勤方法(早番・遅番のシフトがある場合は、その時間帯に利用可能な交通手段があるかも確認)
  • バス利用時は本数や運行間隔(一本逃した場合の代替ルートや到着遅延時の影響も確認)
  • 交通費の支給範囲、ルール(通勤経路の取り扱い)
  • 車通勤の可否と駐車場代の負担(有無・金額・契約形態等)



通勤に関する具体的な取り扱いは組織ごとの就業規則や労働契約によって異なります。採用時や入社前に必ず勤務先の担当者に確認しましょう。内定後~入職前であれば、担当のコンサルタントに確認をお願いしても良いでしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。

気になることがありましたら、弊社のキャリアコンサルタントまでご相談ください。

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このブログを書いたM.A.

プロフィール

臨床検査技師の国家資格を取得後、治験コーディネーター(CRC)として2年間勤務し、臨床検査技師JOB専任コンサルタントへ。
医療機関以外にも、治験関連施設など企業系の転職支援も行う。

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