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正しい日本語①

2024年8月15日更新

今月は毛色を変えて、日本語のお話です。

「できれば転職の話を…」

って思いますよね。わかります。転職エージェントのブログですもんね。

しかし、これも関連してます!
日本で転職を成功させるには日本語を正しく使う必要があるからです。

今回は、間違って使っている人が多かった日本語や、はてなを浮かべながら使っている人が多かった日本語を、例を交えて説明していきます。

以上、以下、未満

児童は2年生算数の授業で不等号記号を、4年生国語で漢字の「以」を、6年生算数で「以上」・「未満」の併用を学習するようです。そのため、そのため、義務教育を受けている日本人であれば、理解しているはずですが、時間が経つにつれ、知識が曖昧になりがちです。

以上、以下の「以」にはその前の言葉・数字が含まれます。
未満はその前の言葉・数字を含みません。

そのため、例えば希望年収。
300万円以上希望であれば、300万円でもOKという意味になります。
300万円以下NGであれば、300万円もNGという意味になります。

応募条件の場合。
「実務経験3年以上」とあれば、経験3年でもOKという意味になります。

ちょっと応用編で面接可能時期や入職可能時期の場合。
3月以降希望であれば、3月はOKという意味になります。

実際にこの以降の使い方を間違え、お見送りになってしまった方もいるので要注意です。

年目

職歴を伺っていると「2020年4月から2024年8月現在まで働いているので、4年目ですね!」とおっしゃる方が居ます。

それ間違いです…。正しくは5年目です。
2020年4月から2024年8月だと、丸4年経過しているため、5年目という表現になります。

これが2020年4月から2024年3月であれば、まだ丸4年経過していないので4年目となります。

年月日まで教えていただければ、こちらで気づいた時点で、それ間違っていますよ~と指摘できますが、中には「SEプラス病院で5年目です」とサラッと職歴をまとめてしまう方がおり、その方が年目の使い方を間違っていた場合、経歴詐称と受け取られる可能性もあります。

※そういったトラブルを避けるため、極力履歴書と職務経歴書の事前提出をお願いしております

「知らなかった」「間違えちゃった」では済まないこともあるので、お気を付けください。

どんなに技術があっても、正しい日本語が使えないことでご縁が無くなってしまうこともあるので、もし日本語力に自信が無ければ少しずつ勉強していくのがおすすめです。

以上、ご不明点がございましたら担当のキャリアコンサルタントまでいつでも遠慮なくお問い合わせください。

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このブログを書いたM.A.

プロフィール

臨床検査技師の国家資格を取得後、治験コーディネーター(CRC)として2年間勤務し、臨床検査技師JOB専任コンサルタントへ。
医療機関以外にも、治験関連施設など企業系の転職支援も行う。

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