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安定性のお話

2022年12月15日更新

今回は安定性のお話です。

すごく抽象的ですよね(笑)
なぜこのテーマにしたかと言うと、日々転職のサポートをしていて「安定性のあるところで働きたい」という希望をいただくことがあり、それに対して深く掘り下げておきたいと思ったからです。

そもそも医療職を選んだ人は、多少なりとも安定性を求めている傾向が強いかと思います。
かく言う私も、安定性を求めて臨床検査技師の免許を取得しようと思いました。芸能系の裏方の仕事をしたいという考えもありましたが、インターンをして、やはり安定性に欠けるなと思い、諦めました。

たしかに医療という業界はこの世から無くなることは無いでしょう。
そういった意味では安定性がありますね。

しかし、この仕事に就いてみて、考えが甘かったと感じることが多いです。
ちょっと調べればわかりますが、医療機関でもバタバタ倒産していますし、病院の7割が赤字というデータもあります。医療=安定という考えは非常に安易で世間知らずで、今思うと恥ずかしいくらいです。

そのため、「医療機関だから安定」という考え・先入観は無くしておいたほうが良いですね。

じゃあ臨床検査技師として働きながら安定性を求めるにはどうしたら良いのか?
組織の規模、経営状況、業務内容などから判断するのがおすすめです。

大手企業であれば決算報告などをネット上にあげているので、参考にすると良いでしょう。
大手法人でも稀にデータを開示しています。

そこまでの大手でなく、情報が少なければ系列施設の展開状況、業務内容(保険診療だけでなく自由診療もやっているか、施設独自のものがあるか等)を調べてみましょう。

設立年月日や開院日も重要です。あまり時間が経っていない施設であれば、実績が少なく、収入源も安定していない可能性があります。

などなど、安定性があるかどうかを判断する情報は意外にも転がっています。
でも…1つ1つ調べるのは大変ですよね。そんな時は我々を頼ってください。

「大事な求職者さんをご紹介しても大丈夫な施設かな?」と事前にこちらでも調べて、お話を進めています。

1人よりも2人で調べていったほうがわかることも多いです。

以上、ご不明点がございましたら担当コンサルタントまでお問い合わせください。

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#東京都

このブログを書いたM.A.

プロフィール

臨床検査技師の国家資格を取得後、治験コーディネーター(CRC)として2年間勤務し、臨床検査技師JOB専任コンサルタントへ。
医療機関以外にも、治験関連施設など企業系の転職支援も行う。

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