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本音と建前のお話

2021年10月22日更新

今日は本音と建前のお話です。

少しタイトルを抽象的にしすぎてしまったなぁと後悔していますが(笑)

何事にも、本音が通用する時、建前じゃないと通用しない時ってありますよね。

特に転職活動ではそういった場面が多く、本音だけでは上手く事が進まないことも多いです。

例えば、本音ではエコーが学びたい、人間関係の良いところで働きたい、お休みが多いところで働きたいなど。

これらの本音を伝えて、転職が上手くいけばこれ以上ラッキーなことは無いですが、難しいのが現実です。

なんででしょう。

そんな時は採用する側の立場になって考えてみましょう。

もし自分が起業をして、人材を採用するとなったら、どんな人を採用したいですか?

業務内容を理解していて、頑張って働きそうで、長期的にうち(自分の会社)に貢献したいと考えている人を採用したいと考える人が多いかと思います。

そんな時にこんな志望動機で応募があったら、どう受け取られるでしょうか。

「エコーが学びたい」→ここは学校・養成所ではなく、働く場所だからなぁ…

「人間関係が良いところ」→うちは良い関係性を築けていると思うけど、感じ方は人それぞれだし…

「お休みが多いところ」→気持ちはわかるけど、働くことよりもお休みを重視する人かぁ…

100人が100人、こう受け取るとは限りませんが、少なくはないでしょう。

なので、ただ自分の本音をぶつけるのではなく、採用したいと思ってもらえるような“建前”も大切です。

※今回のお話における“建前”は嘘という意味ではなく、対外的に表現を穏やかにしたり、あからさまに批判を受けそうな個所を隠したりといった外部向けに表現を制限する(Wikipedia参照)表向きの考えという意味で使わせていただきます。

先ほど例に挙げた本音に建て前をプラスするのであれば

「エコーが学びたい」→まずは経験のある業務から始め、貴院に貢献し、状況に応じて未経験の業務を学び、臨機応変に幅広い業務に対応できるようになりたい

「人間関係が良いところ」→他職員とコミュニケーションを取り、協調性を持ちながら連携した業務を行うことで患者様へより良い医療の提供に努め、貴院に貢献したい

「お休みが多いところ」→ライフワークバランスを保ちながら、長期的に貴院に勤め、貴院を支える存在になりたい

と、こんなところでしょうか。

ポイントは自身の本音を、採用する側の利益だと受け止めていただく言い回しです。

場合によっては本音が採用する側の利益になり、そのまま使えることもありますので、本音全てに建前を受け加える必要はありません。

本音と建前を上手く使い分けて、転職活動を上手く進めていきましょう。

ご不明点がございましたら担当コンサルタントまでお問い合わせください。

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このブログを書いたM.A.

プロフィール

臨床検査技師の国家資格を取得後、治験コーディネーター(CRC)として2年間勤務し、臨床検査技師JOB専任コンサルタントへ。
医療機関以外にも、治験関連施設など企業系の転職支援も行う。

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