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入職可能日のお話

2021年9月21日更新

臨床検査技師JOBキャリアコンサルタントのM.A.です。

今回は入職可能日のお話です。

弊社のコンサルタントと電話面談をしたことがある人はご存知だと思いますが、必ず「内定後どれくらいで入職できますか?」と入職可能日を確認します。

まだ応募先も決まってないのに気が早いなぁ…と感じる人も少なくないと思います。

しかし、いつ入職できるかはとても重要な情報で、それによってご紹介できる求人が変わってきます。

弊社が多く取り扱う中途の求人は、欠員補充の求人が多く遅くても内定後3ヶ月以内に入職できる方が応募の対象となります。

中には「〇月までに」「〇月中に」とピンポイントに時期を指定してくる求人もあるくらいです。

そのため、内定後何カ月で次の職場に入職できるかは重要で、場合によってはその期間で選考結果が変わってきますので必ず初回のお電話やお打ち合わせの際に確認させていただきます。

では、その入職可能日はどうやってわかるのか。

一番参考になるのは入職する前にいただく内定通知書の「退職に関する事項」や現職の就業規則に記載されている「退職に関する事項」です。

基本的にはここに記載されている期間を入職可能日として参考にするといざ退職交渉をする時に大きな誤差は出にくいです。

しかしこの「退職に関する事項」、実はそこまで拘束力はなく、絶対に守らないといけないわけでもありません。

実は国の法律では、退職の申し出をしてから最短2週間で退職ができるようになっています。
(完全月給制、年俸制など除外される雇用形態を除く)

そのため、「内定をもらったら最短で辞めたい!」という人には内定後2週間を入職可能日として考えていただくと良いですね。

業務の引き継ぎや有休消化、せめて就業規則に沿って円満退職したいという人は就業規則をご参考ください。

最後に1つ気を付けてほしいのは、自分で提示した入職可能日は基本的には守ること。

入職可能日は応募(書類選考)の時点で応募先にお伝えします。
そのため応募先も、その入職可能日を信じて書類選考を進めます。

もし、面接で「内定後2カ月で入職できるんだよね?」と聞かれて「実は~3ヶ月かかりそうで~…」となったり、内定後2カ月の日付の入職日で内定をいただいたのに「実は2ヶ月だと難しそうで…」となると、「最初に言っていたことと違うじゃないか!」とトラブルにもなりますし、最悪の場合、内定取り消しになります。

内定後に入職日の交渉ができることも稀にありますが、スムーズにお話を進めるために基本的には自分が提示した入職可能日を守りましょう。

もし、入職可能日に変更があった場合はすぐ担当コンサルタントには連絡し応募先に入職日訂正のお願いをしましょう。 そのほうが確実に印象は良くなります。

以上、入職可能日のお話でした。

ご不明点がございましたら担当コンサルタントまでお問い合わせください。

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このブログを書いたM.A.

プロフィール

臨床検査技師の国家資格を取得後、治験コーディネーター(CRC)として2年間勤務し、臨床検査技師JOB専任コンサルタントへ。
医療機関以外にも、治験関連施設など企業系の転職支援も行う。

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