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【調査結果】コロナによる業務量の変化

コロナによる業務量の変化

病院

コロナウィルスの感染拡大に伴い、仕事量は増えましたか?また、どのように変わりましたか?

【病院】コロナウィルスの感染拡大に伴う仕事量の変化アンケート
調査結果
減った
44.2%
変わらない
21.2%
とても減った
19.2%
増えた
11.5%
とても増えた
3.8%

減った…41%

私が働く病院は感染指定病院ではないため、基本的にはコロナ疑いの患者は受け入れておらず、コロナに直結するような仕事の量は増えていません。
ただし発熱外来として対応する患者の検体は消毒を徹底するなど、別の作業や対応が必要となってくるので、内容としては少しだけ変化がありました。
また、午前中は普通の外来患者の量が以前とそこまで変わらないので忙しさの変化は少ないです。
しかし、午後の診療時間や夜勤帯は、来院者が少ないためか、忙しくない日が多くなりました。

担当業務)分野関係なく、病理・微生物以外のほぼ全ての検査を担当しています。外来の採血も毎日行なっています。

コロナ疑い患者の検体採取など、コロナに関する仕事は増えたが、病院に来院する一般の外来患者が減ったので、全体的な仕事量は減った。

担当業務)腹部超音波検査、細菌検査、訪問医療、生理機能検査(心電図、肺機能、聴力、ABI、体液量)、検体検査(病理、遺伝子以外)

「減った」…その他の回答

  • 外来患者が減り、認知症の鑑別検査が減りその検査が減りました。主に心電図です。
  • 外来が減ったために検体数が減った。しかし、入院時のスクリーニング検査が増え、コロナ対応の手順で検査しなくてはならないため手間は増えた。
  • 電話診療が導入されたこともあり、検査に来る患者さんが減った。
  • 新規の外来や救急外来を休診しているため脳波が減った。念のためをとって、入院患者の定期の脳波を縮小した。心電図は通常通り
  • 外来診療を制限しているため、患者数が減少している。
  • 入院患者を感染リスクが高い病院からはとらない。各委員会自粛、外部連携会議激減。エコー検査自粛。
  • 受診を控える患者さまが増えたので、比例して検査件数も減っています。しかしながらコロナ疑いの患者さまのコロナ否定のために細かい検査が増えました。
  • 緊急事態宣言後、人間ドックが閉まりゼロ。外来も来院を避ける方が増えたので予約のキャンセルが相次ぎ、件数は減っています。
  • 患者数も減り、心エコーも半減した。
  • 定期検査の患者には自粛を求めるお電話をして、検査を延期してもらっています。
  • コロナの影響か患者が少ない。よほど重症でなければ患者が検査をキャンセルしている。
  • 検体数が減って仕事量が減った。
  • 術前検査が減った。

変わらない…21.2%

私の住む地域、北海道函館市では2月下旬の比較的全国的に早い時期に近辺の市町村でコロナ患者が出て、その後1名死者も出たため、2月下旬~3月上旬にかけては、予約患者のキャンセルなども出たりして外来患者も減りましたし、入院予定を延ばしたりして入院患者の検査も減ったりしたのですが、3月下旬~現在にかけてはそのときのキャンセル分が今に入ったりして、むしろ今は危機感が薄れたのか、コロナ前より予約、緊急患者の検査が増えている印象です。
結果的に仕事量としてはプラマイで変わらないかと思います。

担当業務)総合病院で生理検査を担当している。 検査項目は心電図、心エコー、血管エコー、腹部エコー、肺機能、聴力、神経伝導、ABIなどほぼ全般。

患者様が減ったので、検査数が減っている。しかし、土曜日の検査数は変わらず多いまま。
また去年から産休が6人おり、絶対的にスタッフが足りない状態なので業務量としては変わりない。
私は検査技師なので関係ないが、肛門科のオペも数は変わっていない。おそらく休み中にやってしまおうという患者様が増えている為。

担当業務)内視鏡介助、腹部エコー、採血

「変わらない」…その他の回答

  • 感染対策委員会の活動が増えた。内容は連日の会議、マニュアル作成、物品の管理、各学会からのコロナ対策に関する情報の収集等がある。しかし、外来患者が少なくなってきているので、空いた時間に感染対策の仕事ができるため、結果的には仕事量は変わらない。
  • 感染者は出ていないので通常業務
  • コロナウイルス感染拡大の影響か通院控えかと思われますが外来患者数は減少しており、その一方で熱発患者の受け入れが徐々に増えている。
  • 外来診療の縮小で、外来患者数は減ったが、入院患者は変わらず検査依頼がある。またちょうど年度の変わり目であったため、3月で異動・退職が大変多く、現在も4名の新人を抱えていて、指導も忙しいため業務量・負担としては±0です。
  • 現時点では大きく変化はないが、今後PCR検査拡充や患者数増加に伴い業務が増えるとの通達はされている状況。感染対策に関する研修会や対策会議などが増えた。また、感染確定患者の検体取り扱いがかなりの手間を要するのでそういう意味では業務量が増えた。
  • 4月の外来患者数が前年度比1,000人減少でございました
  • コロナの患者は基本受け入れしません。コロナ恐れてキャンセルする分減っている感じです。

とても減った…19.2%

受診患者が減ったのもあるが、70歳以上の患者はオペをしない方向になった。
また、肺機能検査は検査技師の感染リスクがあるため、当院で設けた条件に当てはまる人がいればやることになった。
これらにより、検査件数が愕然と減った。

担当業務)整形外科での生理機能検査

直接患者さんと接する検査ばかりなので、本当に必要な検査以外は依頼を減らす方針になっている。
また、感染のリスクの高い肺機能検査や脳波の過呼吸賦活、R-R間隔検査の深呼吸負荷、トレッドミル検査、6分間歩行検査は全面的に中止になっている。

担当業務)主に腹部エコー、心エコー、甲状腺エコー、乳腺エコー、心電図、肺機能、脳波、聴力検査

「とても減った」…その他の回答

  • 緊急事態宣言以降患者が激減。定期検査などは全てキャンセルになっている。
  • 緊急性のない検査の延期や、患者が自己判断によって来院しないため、日勤帯の外来患者数が激減しました。日によって、項目によっては半分ほどになりました。救急外来も特に小児の受診が減りました。
  • 一般検診がなくなり、現在は職員検診のみ。コロナ患者が出たため、救急外来と初診は閉鎖し、予約診療のみになった。予約患者も来ない人もいるため、かなり減っている。
  • 検診件数が0、外来患者、検査数減
  • 外来患者の減少による検体の減少(約3割減)、系列クリニックでの健診患者の減少、健診項目の中止(スパイロ、内視鏡)。
  • 外来患者の検査がないため日中は仕事がない。救急外来を閉鎖しているため、夜勤検体は病棟患者のみになっている。

増えた…11.5%

エコー、呼吸機能検査、脳波検査など感染リスクの高い検査は関連学会の指針に従い不要不急の検査依頼が減り検査件数は減ったが、検者、被検者の感染対策が非常に細かくなり手間が増えた。

担当業務)管理業務、生理検査業務、日当直業務(生化学、感染症、血算、凝固、輸血検査)

循環器の病院で働いていますが、『コロナが心配で考えると動悸がします』という主訴の初診の患者さんが激増しています。
初診なので問診や検査に時間がかかり、普段から通院している患者さんの診察と検査が後回しになり診療時間内に終わらずカルテがたまってしまう状況です。

担当業務)生理機能検査、採血

「増えた」…その他の回答

  • 人事削減で、いままでの半分で仕事を行うことになったため
  • 検体数の増加。結果待ち時間の残業。
  • 病理スタッフを採血や検体検査に応援を出すため、仕事量が増えた。

とても増えた…3.8%

コロナウイルスPCR検査体制の構築

担当業務)微生物検査

コロナウイルスPCR検査の過剰な要望。特に手術前の陰性確認PCR検査。

担当業務)生理検査、遺伝子検査

クリニック・健診センター

コロナウィルスの感染拡大に伴い、仕事量は増えましたか?また、どのように変わりましたか?

【クリニック・健診センター】コロナウィルスの感染拡大に伴う仕事量の変化アンケート
調査結果
とても減った
60%
減った
31.1%
とて増えた
6.7%
変わらない
2.2%

とても減った…60%

薬処方だけの患者さんが多く、検査は希望されない方が多いです。
患者さんたちの中には、医療従事者を怖がっている方が多いようです。

担当業務)クリニックでの、エコー、ECG、ホルターECG、スパイロ、GF.CF介助、採血、簡易キット検査などです。

PETCTを含む高額な健診コースを主に行っているので、中国からの医療ツーリズムでの受診者がいなくなったり、日本人の受診者も受診を控えるようになった。
一日に10人以上来ることもあった受診者が1、2人しか来ない日もあるようになった。

担当業務)健診クリニックでのエコー検査(腹部、乳腺、甲状腺、頸動脈)

「とても減った」…その他の回答

  • 内視鏡、肺活量の検査を実施していない。ほとんどの健康診断予約がキャンセルまたは延期になった。
  • 健診の全面的な閉鎖、外来患者さんの減少
  • 日本医師会からの指示により、メインである健診業務の休止。内科外来・内視鏡外来は継続の為、検査依頼は1~2件/日出るので仕事がなくても出勤している。
  • 市や行政がからむドック、健診はストップ。当施設独自のドックはやっても肺機能と胃カメラはやらない。実質個人受診の健診と気にしない企業さんの健診だけになっている
  • 緊急事態宣言前より健診数は減ってはいたが、緊急事態宣言により健診が中止になった。
  • コロナで健診施設は閉館しいつ再開出来るかわからない状態で仕事無し状態。巡回健診もほぼ健診が行われず、ほぼ仕事無し状態。
  • 巡回健診が中止になった
  • 健康診断機関の職場であるため全ての業務が停止した。
  • ドック・健診の休診に伴って、免許更新に関わる航空身体検査、外来の必要な検査のみの業務になった。
  • キャンセルも増え、仕事も4月中旬から休みになりました。
  • 緊急事態宣言が出る前は20件前後あった件数が、今では1日に10件あれば良い方です。
  • 4月は1日8チーム以上出て、午前午後で違うところへ行き、下手したら3件回りとかなのに、1日1、2チーム午前だけという件数にまで落ちた。16件が2件に、という感じです。
  • 全平日はいっていた仕事が全てキャンセル(今のところ5/31まで)
  • 小学校をはじめ学校健診が全て中止。企業健診延期、人間ドック業務も医院が休診になった
  • 1日する事がない日もあり非常勤職員なので時間数日数を減らされた

減った…31.1%

小・中学校の休校で、尿検査が延期になったり、市町村の健診が中止となったりしている。

担当業務)検体検査

人間ドックの方は、当院は停止してませんが、受診者の方からのキャンセルが多く、例年の半分から三分一くらいに減りました。
外来の方は、あまりキャンセルは多くなく、ほぼ変わらない感じです。

担当業務)人間ドックと外来をやってるクリニックです。

「減った」…その他の回答

  • 患者予約数が減りました
  • 健診がメインのため、キャンセルが入ることが増えた。検査自体は変更せず、通常通り。
  • 健診クリニックの業務が4月から学校健診が集中して入る予定だったのですが、学校が休校になったため全てキャンセルになりました。来月以降も予定は未定です。
  • 受診者本人の自粛や健保から会社全体に健診はしばらく受診しないように通達されたところもあったため。
  • 検査を次回に回し診察のみを希望する方が時々いる。滞在時間を短くしたいためかと思われる。
  • 健診がストップしてしまい、外来のみ開けている状態。自宅待機している。
  • 企業健診しか来ない
  • 学校や企業の健診がキャンセル又は延期となった。
  • 来院する外来患者数が激減(病院側のオンライン診療と電話診察と処方箋)のため)4/17以降健診中止のため

とても増えた…6.7%

保育園や学校が急に休校になった為に、 子持のパートnurse達が急に休まなければならなくなった。 その為に出勤日数が増えた。

担当業務)採血

来院患者数の減少(通常閑散期で100-110名が現在80名強の来院数)による診療報酬減少を補う為、心エコー検査を増加。
現在埼玉県で1番コロナ患者数が多い市内ですが、緊急性が無い軽度の弁膜症のフォロー、窓口料金不要の生活保護患者さんのスクリーニング。
カテ後や心筋梗塞後の患者さんのフォローの心エコー検査でも3分で終わらせ、検査数をこなせと指示される。心エコーだけでなく、緊急性の全く無い頸動脈や甲状腺などのフォローも増加。

担当業務)循環器内科のクリニックでエコー全般、心電図、ホルター解析、CAVI、採血、診療補助の業務

「とても増えた」…その他の回答

  • 企業健診や住民健診の日程調整や会場の調整等が増えた。現在健診自体は休止している

変わらない…2.2%

やや減っている。
電話診希望の方もいるが定期的にエコー実施や院内検査の方は来院するので、自分の仕事はやや減少傾向程度。
他院にてコロナが怖いと辞めた方がいるので、月一半日でバイトに行くので仕事が減っている。という事でもない。

担当業務)生理機能検査(エコー、心電図、スパイロ、ABI等)、検体検査など

検査センター

コロナウィルスの感染拡大に伴い、仕事量は増えましたか?また、どのように変わりましたか?

【検査センター】コロナウィルスの感染拡大に伴う仕事量の変化アンケート
調査結果
減った
66.7%
とても減った
33.3%

減った…66.7%

例年に比べて全体の検体数が減った

担当業務)検査センターでの血液検査

外来の患者数減少

担当業務)大学病院のブランチラボ勤務

「減った」…その他の回答

  • 病院から届く検体量が減少した
  • 病院が感染予防のため来院者の数と滞在時間を減らしているため検体数は半分から三分の1くらいになった

とても減った…33.3%

人員削減の検討

担当業務)検査センターで検体検査

検体数の減少

担当業務)検査センターでの検体検査とブランチラボでの検体検査

次は…職場のコロナ対策について