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検査センターで働く臨床検査技師

新卒必見!職場研究
検査センターで働く
臨床検査技師

医療機関(病院、クリニック、健診施設)で働く臨床検査技師が全体の約70%で最も多くなりますが、次に多くの方が働いているのが検査センターです。

ここでは、検査センターで働く臨床検査技師の仕事内容についてご紹介します。

臨床検査センターで働く臨床検査技師の仕事内容

臨床検査は、患者から採取した血液や尿、便、細胞などを調べる検体検査と、心電図や脳波など患者を直接検査する生理機能検査の2つに大きく分けられます。臨床検査センターでは、「ラボラトリー(臨床検査研究所)」あるいは病院の検査室で働く「ブランチラボ」にて、検体検査に携わって頂きます。

ですから、臨床検査センターでの仕事内容は検体検査となります。大手検査センターであれば全国から検体が届くため、病院やクリニックと比べると対応する検体検査の数が格段に多く、検体検査というサービスを販売している側面もあるため質の高い検査精度を求められます。

※医療機関は検査精度の質が荒い、ということではありません・・・念のため!

検査センターは、検査データを読む観点では検査技師として検査スキルの高い技量を身につけられる環境といえますので、「黙々と顕微鏡と向き合う事が好きな方」や「私は検体検査スキルを究めたい」「様々な病変を研究したい」という方には大変オススメです。

入社すると、まず、勤務開始数ヶ月は膨大な数の検体の仕分けや集配なども体験し、検体検査の流れをつかんでいただき、幅広く検体検査に必要な専門的な知識を吸収していきます。

一般的な検体検査は、ほとんど機械が行ってくれるので、機械のオペレーター的な役割や、検査結果報告書の作成や整理するのが主な仕事となります。

その他にも、病院やクリニックの医師やコメディカルの方からの問い合わせ対応もあります。問い合わせ内容は、臨床検査の進行状況から検査の結果報告、臨床検査センターの専門的な見地から助言やアドバイスなどを行う電話対応も発生します。必要な場合には、病院へ直接出向いて説明する事もあります。

また、臨床検査センターでは、それぞれ特殊検査の得意分野を持っている企業が多く、具体的には病理分野や免疫分野、遺伝子分野が挙げられます。配属先の部署により、病院の検査室では経験を積むことができない専門性の高い検査に携わることができます。

最近では、新型コロナウイルスのPCR検査の対応も多くなっております。

また、ご経験によってはブランチラボにてラボ長として日々の検査業務だけでなく、勤務表のチェックから、収益管理、人員配置計画などマネジメント業務に携われる為、管理職へのキャリアパスがあります。

或いは、新検査室の立ち上げなどにも携わる可能性もあり、検査以外にも幅広くキャリア形成ができるところも臨床検査センターで働く魅力のひとつと言えるでしょう。

1日のスケジュールの一例をご紹介

8:30~9:00
  • 夜勤の人からの引き継ぎ
  • 病院から送られてきた検体の中から自分の担当部門の検体を回収
9:00~13:00
  • 精度管理業務の実施(試薬の準備,測定器のキャリブレーション,管理試料測定)
  • 回収した検体を自動分析器にかけます(一部の検査は手作業)
  • 異常値のものを再測定
  • 合間に機械のメンテナンスや検査試薬の在庫管理、試薬作製、外注業務等
14:00~15:00
  • ランチ
15:00~17:00
  • 検査結果が出たら報告書を作成
  • パニックバリューが確定した場合は緊急報告書の発行・連絡
17:00~17:30
  • 使用した機械の滅菌・洗浄
  • 使用した検体の片づけ
  • 翌日の準備・業務報告
17:30
  • 退社

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